■ 味噌なめたか関興寺の歴訪 ■

臨済宗円覚寺派の寺院で、本尊は釈迦牟尼仏です。 御館の乱の折り、住職は上杉氏から寄進された大般若経600巻を味噌桶の中に埋めるよう修行僧に指示し、戦火から大般若経を守った。
以降、この味噌を戴くと大般若経の御利益にあずかり、福徳が授かると云われ、「関興寺の味噌なめたか」という言葉が生まれた。


関興寺に参拝したならば、お味噌を頂かなければ何のためにお参りしたか甲斐がない。 関興寺にお参りして有難い味噌を頂きましたか?の問いかけの言葉として「関興寺の味噌なめたか」の言葉が後世の人々に言い伝えられるようになった。
今回の旅の最後の訪問地、その関興寺に到着、山門の入口路は整備工事中で、臨時の入口から入った。 山門の右手に綺麗に手入れされた庭園がある。

整備中

石庭園
山門に「味噌なめたか」の看板

本堂は一段高い所にあり、石段の参道を上がる。 石段の右手に山水の心地よい響きの水の音が聞こえ、左手には観音様が迎えてくれる。






石段を登りきると立派な本堂が見える。 しかし本堂の全景を撮影できない。 石段を振り返ると境内の素晴らしい景観が…。 御館の乱で、劣勢の景勝軍に渡邉藤兵衛は多くの加勢をもって勝利へと導き、景勝公は稲荷権現の化身だと喜び、南方稲荷尊天と尊崇し、新たに社殿を建立した。

本堂

南方稲荷尊天
石段を振り返ると…

平和延命地蔵菩薩像

山腹の中腹に横長の境内があり、とても綺麗で手入れが行き届いている。 本堂の奥に池があり、その流れが本堂を回り込んでいた。

本堂前の境内

本堂横の庭園
本堂

鐘楼

境内を一回りしてから本堂に入る。 玄関には巨木の飾りがあり印象に残った。 そして最奥の部屋に向かうと落ち着きのある部屋でした。 そこから廊下に沿って境内の景観を撮影。

本堂玄関

経堂
本堂の一番奥の部屋

本堂前の石庭

本堂の欄間には立派な彫刻が施され、この部屋の右手で味噌を販売している。 多くはないが途切れなく参拝者が訪れる。 観光客が途切れた時に本堂前で参拝。

欄間の彫刻

鐘楼
部屋の右手で味噌を販売

ここで参拝

私達が来た時に団体のバスが出ていったので、ゆっくりと参拝できて良かった。 再度、表玄関から本堂全景を撮影。 帰りに山門横の水仙がお気に入りで撮影。

本堂後ろの池庭園

本堂全景
本堂前の庭

山門横の水仙

今回の旅を終わり、妻は地元の人たちと多くの語らいを愉しんだ! お風呂では石鹸やシャンプーを借り、お握りやお茶をご馳走になって、楽しい旅になり妻も大いに喜んだ! 丁度、お昼の時間で、魚沼で上手い食事処を堪能し東京に戻る。夕方16時頃に自宅に到着した!

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