■ 宇奈月温泉駅から終点欅平駅へ ■ 私の旅は前日の夜半に出発するのがいつものパターンです。 休日の「さぁ!出発!」で、渋滞に巻き込まれたら予定が狂ってしまうから、あらかじめ旅の準備して前日に出発する。 休日の初日は朝からスケジュールが順調に進みます。午前中の放送で「どこどこが何キロ渋滞」を聞きたくない。 |
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早朝の宇奈月温泉駅ターミナル 一回り小さい車両 宇奈月温泉駅は標高224m |
紅葉間近か 観光客に交じって登山客もちらほら… | |
天気は快晴で景観を楽しむには絶好の季節、 出発してすぐトンネルに入るが、車内は家族連れや団体客で大賑わいです。 トンネルを出るとすぐ宇奈月ダムを通過、深緑の湖面が迎えてくれる。 宇奈月ダムは2001年に完成し、排砂、洪水、発電の多目的ダムです。 昔は何度も洪水にみまわれた暴れ川、黒部川の治水のために宇奈月ダムが建設された。 |
ゆっくりと力強く動く |
山彦橋 |
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新柳河原発電所を通過… 正面に日帰り温泉とちの湯が… |
列車後方の景観 | |
仏石は仏石谷と黒部川の合流地点に立つ、石仏に似た形の天然の岩が迎えてくれる。 森石駅、黒薙駅も通過。流れる車窓?窓は無いから初秋の景観を堪能できる。 黒薙温泉は峡谷最古の露天風呂で宇奈月温泉の源泉でもある。噴き上げるほどの湯量がある。 川幅がさらに狭くなり谷は深くなっていき、トロッコ電車は支流の黒薙川沿いを走り、一旦、黒部川を外れた。 |
エメラルドグリーンの川面 森石駅 走り去る後方の景観 後曳橋の上手に見える水路橋 |
| 後曳橋を通過…沿線で峻険な谷に架かる陸橋 黒薙駅 笹平駅 |
3年前に来た時は320万画素のデジカメで、撮影した映像は良くなかった。
今回は前回のリベンジのつもりだが…
黒部峡谷は富山県 黒部市、黒部川中流から上流にあるV字谷峡谷です。
立山連峰と後立山連峰に分断する極めて大規模な峡谷で、規模、迫力からみて、名実共に日本一ともいえる。
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笹平付近の山々はほんの少し色づく |
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峡谷の峻険な岩肌 切り立つ断崖から一筋の流れ落ちる滝 |
出し平ダムは高さ77mのダムが目の前に展開する。大きなダムで向こう側にはエメラルドグリーンに輝く湖面が見える。 ダムの放流は一筋で下流域は水面が少ない。 |
出し平ダム |
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線路も4線に 出六峰 | 猫又駅 |
出平駅 | 高さ200mのねずみ返しの岸壁は迫力満点! 地下式の黒部川第二発電所 |
列車の擦れ違いで暫く停車!列車の走行音のレールと車輪のきしみ音が一時的になくなり静寂が漂う。 猫又駅の構内には大型のダンプが止めてあった。河川の砂利の採集に力を発揮する。 眼下に見えていた峡谷が目の高さに近づいてきた。 この後すぐに深く険しい峡谷になり、釣鐘駅に近づく。 鐘釣には峡谷の両側に東鐘釣山、西鐘釣山がそびえている。 |
大型のダンプ | |
東鐘釣山の標識 鐘釣駅 |
釣鐘駅では単線のため復路の列車を待つ。釣鐘駅で下車してハイキングや鐘釣温泉を楽しむ人もいる。 小屋平駅には小屋平ダムが見れる。この上流の仙人谷ダムに第四発電所があり、世紀の大事業の通称「クロヨン」と呼ばれるダムへ続きます。 ここでもまた通過列車待ちになった。 待機列車から降りて駅のホームで撮影準備!登りの列車を撮影。 |
釣鐘駅の山側駅舎 釣鐘駅ホーム 小屋平駅ホーム | |
釣鐘駅の川側ホーム 小屋平駅に到着 | 小屋平駅ホーム…通過列車が迫る |
小屋平駅を出発すると途中、対岸に特徴的な百貫山を見れるが眼前を遮るの林で撮影は断念。 総延長20qを1時間20分かけて列車は走ってきた。 ATSや列車無線装置も装備した観光鉄道を最後まで安心して楽しめた。 欅平駅では最後に下車し駅構内を撮影! |
欅平駅に到着 |
すぐ復路の準備の列車 |
…運賃・客車案内…宇奈月−欅平(1660円)途中下車、前途無効で往復3320円です。 客車は特別車両(360円)、リラックス車両(520円)、パノラマ車両(630円)の別途追加料金がある。 | ||