■ 欅平から猿飛峡、奥鐘峡、日本秘湯の名剣温泉へ ■ 黒部峡谷鉄道は富山県の黒部川沿いを走る。 もとは黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道で便宜的に旅客扱いをしていた。 (当時の切符には生命の保障はしない旨の注意書きがあった。) 日本国内では数少ない軌間0.762mの特殊狭軌(新幹線の半分の幅…ナローゲージ)での鉄道路線を運営してる。 |
…服装について… 春や秋は寒暖の差が大きく、山の峡谷ということで天候が急に変化する。 そのためジャンバーやウインドブレーカーなどを用意したほうがいいでしょう。 日差しも強く帽子や日焼け止めの準備も必要。 靴はスニーカーやトレッキングシューズが無難! ハイヒールはその人の人格が問われる。 その他に水筒やサングラスなどあると便利。 |
欅平の記念撮影看板 |
駅前広場には多くの観光客や登山客がそれぞれ準備している。 私達は最初に猿飛峡へ向かう。 片道20分と聞いたが撮影をしながら行くので30分。 往復1時間20分を見積もる。 峡谷の岩場を削岩して遊歩道がある。 危険個所をコンクリートで補強してあるが油断すると頭をぶつけそう。 |
駅前から猿飛峡の方向 | |
階段を降りて… 危険個所には赤いペンキ |
なだらかなハイキング道は舗装してある。 所どころ水溜りがあり、冬期は凍結する。 遊歩道以外は手がつけてない自然のままで、峡谷の河川岸には流木がそのままの状態です。 まさにV字型の峡谷に樹木が根を張り、原生林での森林浴を楽しめる。 |
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フクロウの彫刻らしき形 猿の横顔に見える樹木 |
猿飛峡の猿を見ながら右に曲がり下に降りて行くと展望台に到着。
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猿飛峡 | | Zストリームライン | |
猿飛峡展望台 遊歩道の上をトロッコ列車が通る… 展望台で記念撮影 |
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猿飛峡からUターン 祖母谷温泉は「ばばたにおんせん」と読む |
逆光になるが奥鐘橋が遠望できる 記念撮影場所 |
奥鐘橋は欅平駅から祖母谷温泉方面に向かう途中にあり、黒部川本流に架けられている高さ34mの朱塗りの橋です。 奥鐘橋を渡ると支流の祖母谷川方面へ道が続く。 黒部川本流の上流方向は逆光でうまく撮れるか? 2本のレンズを駆使して撮影を楽しむ。 多くの人々が奥鐘橋上で展望を楽しんだり、記念撮影をしている。 |
奥鐘橋からの眺望 | 展望や記念撮影で混雑 奥鐘橋からの景観 黒部川第三発電所 | 人喰岩 奥鐘橋を渡ると目の前に岸壁を抉り取った遊歩道が続く。 大きく開いた口の中を人が通る様子が、人を飲み込むように見えるから名付けられた。 |
奥鐘橋からの景観 河原展望台 黒部川と祖母谷川の合流地点 人喰岩の地点から撮影 |
奥鐘橋から砂利道になり、人喰岩から赤い橋を通り過ぎると祖母谷川の峡谷が堪能できる。
トンネルを抜けると旧トンネルがあり、さらに進むと名剣温泉に到着する。
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赤い橋 峡谷美は申し分ないが… 黒部峡谷祖母谷峡 |
旧トンネルは岩壁を大回り… 祖母谷川が土砂色に… 名剣温泉 秘湯の提灯が情緒を… |
名剣温泉の先は砂防ダム工事で通行止めで、ここに小さな休憩所がある。 休憩所には登山客のために「自己責任においてヘルメット着用で通行可能です」と案内がある。(ヘルメットは帰途要返却) 私達は休憩所で暫く休んで欅平駅に戻った。 |
砂防ダムの工事中 中国人の家族がヘルメット着用で… 名剣温泉付近 |
ヘルメットは帰途要返却 名剣温泉付近 | |
黒部峡谷は祖母谷川を登って行くと一日泊のコースで祖母谷温泉 (大自然真っ只中の露天風呂があり、休憩。宿泊ができる。付近の河原のどこを掘っても温泉が湧き出す秘湯です。) があるが今回の計画には入っていない。 | ||