■ 弥陀ヶ原ハイキング ■

富山県の立山町から長野県の扇沢駅まで黒部立山アルペンルートと云われ、 立山町からロープウェイで美女平へ行き、バスに乗り換えて立山室堂へ行く途中に弥陀ヶ原がある。 標高1600m〜2100mで、東西9km、南北3kmに広がる弥陀ヶ原は、 木道が敷かれハイキングコースがある。 湿原には餓鬼田(がきた)と呼ばれる池塘が点在していた。

黒部の宇奈月温泉を出発し、午後4時過ぎに立山町に到着した。 最初に明日のケーブルカーの予約を取りに行った。 立山町の駅前は整備され綺麗な駅舎です。


駅舎は富山地方鉄道とケーブルカーと連絡されている。 連休と初秋の時期だから混雑が予想され、立山駅構内は明日の乗車予約で長蛇の列でした。 私達は始発には予約できなく、2番列車(ケーブルカー)でした。 この後、素泊まりの民宿に行き、夕景を楽しみながら夕食に出かけた。
ここから翌日…現在6時40分ケーブルカーが出発した時は、すでに駅の外にまで乗客が長蛇の列。 駅前のロータリーは花でいっぱい…






まだ朝日が届かないうちに美女平へ出発。ケーブルカーからの景観は半分近くトンネル… 高原バスは45人乗り。 美女平では弥陀ヶ原行きのバスと連絡、15分待ちで発車した。 その間に美女平バスターミナルを撮影。 朝日を横から射しターミナルは日影の陰影が色濃い。










乗り継ぎ客の確認をした駅務員がバスの発車を告げた。(7時発) 道脇にでるニホンザルなどを眺めながら…今年はバスが路肩へ脱輪したから… 運転手さんも安全運転…。 これから向かう立山に胸がワクワクしてきた。 バスは林に囲まれた道路を抜けて、一気に高度感のある高原地帯に出た。










カーブを切るたびに遠方に山並みが見えてきた。路肩には紅葉が始まった景観が続く。 駅を出るときは雲海が一面にあり、今日は曇りかなと思っていたら、雲海を突き抜けて天候は快晴です。 弥陀ヶ原に到着(7時40分)、バスはここでホテルからのお客を乗せて室堂へ… バス案内所で、9時発の室堂行きのバスを予約して弥陀ヶ原をハイキング。














ハイキングコースは色々あるが私達は外側を一周する予定で弥陀ヶ原に入る。 広い原っぱの中に点々とナナカマドの紅葉と黄色の葉、緑色のはい松のコントラストが大変美しい。 餓鬼の田の周りの草はもう色づいている。 澄み切った秋の青空とひんやりとしたやや冷たい風が心地よいです。







餓鬼の田


早くも紅葉が始まり、弥陀ヶ原一面が熊笹をベースに赤色、黄色の葉が、所々に松のアクセントがあり、 背景には雲海や山々が…。私にとっては初めて見る景観です。 色々な所を撮影して来たが胸躍る思いでルンルン気分です。

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