■ 名勝 玄宮園と内濠屋形舟へ ■ 城の形式は連郭式平山城。 また、現存例の少ない倭城築城の技法である「登り石垣」が良好な形で保存されている。 なお、城の北側には玄宮園・楽々園という大名庭園が配され、これらは国指定の名勝です。 黒門から内濠に沿って、屋形船乗船場所に到着。 今、屋形船が出発したばかりで、玄宮園の見学を先にした。 |
名勝玄宮園は大名庭園とも云われ、石川県金沢の兼六園と同様の形をしている。 どちらも回遊式の池を中心に庭園が造られ、造園の設計者の意図が見え隠れする。 |
玄宮園へ | 龍臥橋 |
琴橋 |
観光客が少ないので撮影しやすい!このような景観を見ていると心が穏やかになる。 庭園は春夏秋冬で多様に変化し季節感を味わう事で飽きが来ないと思う。 無風で水面の状態が良ければ綺麗に反射して美しさが増す。 |
龍臥橋 臨池閣 |
臨池閣 七軒橋 |
中央にある龍臥橋から周囲の景観を楽しみます。また記念撮影も… 龍臥橋の位置から良い構図の映像を探して撮影。 海外からの観光客も多く、それも家族連れで訪れていた。 |
龍臥橋から | 飛梁渓と舟着跡 鶴鳴渚 |
臨池閣 臨池閣 |
鶴鳴渚の小橋のたもと、鑑月峯に移動した。 ここでも対岸に臨池閣や鳳翔台が池をとおして景観を楽しめる。 特に池の周囲の変化で遠景の臨池閣や鳳翔台が楽しめます。 各地の大名庭園を見てきたが、それぞれ主張するポイントがあり日本庭園の良さを楽しめる。 |
鳳翔台 鶴鳴渚…鶴の形を確認 |
臨池閣 | |
飛梁渓と舟着跡に来ると遠景に彦根城天守が…景観がアップ。 飛梁渓を通り過ぎて臨池閣に近づくと太陽が逆光になってきた。 臨池閣の入口、七軒橋の処に到着。臨池閣では500円でお茶を飲める。ここの景観も一層風流なものです。 |
|
屋形船の乗船場 |
|
本丸への船荷の荷揚口 |
| |
表門橋は明治初期の写真や当時の文献を参考に3年の年月をかけて現代に蘇った。 表門橋を潜り船頭さんから右見て、左見てのアナウンスで歴史の説明があり、聞きながら映像を見ているよう。 |
大手門橋が見えてきた。 大手門の周辺は総石垣造りです。 当時はこの上に櫓門が立っていた。船上から見ると非常に高く感じた。 大手門橋を過ぎると石垣が変化する。 |
|
石垣が変化 | |
伐採で天守が… 埋門 |
登り石垣とは高さ1〜2mの石垣が山の斜面を登るように築かれている。 斜面を横移動する敵の動きを阻止する目的で築かれた。 この先、お濠は続くが、堰堤で仕切られている。 琵琶湖とお濠の水位が異なるそうです。 屋形船はここでUターンし船着場に戻る。 Uターンする時、停止していると白鳥が寄ってきた。 船頭さんが私達の前で、餌をまいたら知っているようで、すぐ寄ってきた。 |
| |
登り石垣 |
|
お城めぐりと云えば、登ったり降りたりの連続で足腰が疲れるが、 途中で座ったままで遊覧ができ、丁度良い身体の休憩が取れた。 また、船頭さんのマイクも面白く説明してくれたので、良い意味でリラックスできた。 | ||