■ 東塔 根本中堂エリアと阿弥陀堂エリア ■ 延暦寺は滋賀県大津市にあり、標高848mの比叡山全域を境内とする寺院で延暦寺発祥の地であり、本堂にあたる根本中堂を中心とする区域を云う。 比叡山の山内は「東塔」「西塔」「横川」と呼ばれる3つの区域に分かれている。 これらを総称して「三塔」と言い、さらに細分して「三塔十六谷二別所」と呼称している。 |
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仰木ゲートを進むと比叡山の門柱 バスセンター前の石碑 |
延暦寺バスセンター、第一PA 国宝殿 |
延暦寺諸堂巡拝料は550円で、この券で東塔、西塔、横川エリアの地域を観光できる。 国宝殿には仏像、仏画、書跡、美術工芸品など、多くの国宝、重要文化財が展示してある。 ここから林に囲まれた緩やかな道を登ると途中に八部院堂があり、その先、左側に朱色が鮮やかな大講堂前に到着。 |
比叡山入口 国宝殿 八部院堂 |
比叡山延暦寺案内図 | 大講堂 |
大講堂は僧侶が法華経の講義を聞いたり、勉強をする学問、修行の道場で本尊は大日如来です。 大講堂の後には瑞雲院と前唐院の建物がある。 |
大講堂 瑞雲院 前唐院 |
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大講堂の前庭にある鐘は平和の鐘(開運の鐘)と呼ばれ訪れる人が願いの鐘を打っていた。 石段を降りた処に萬拝堂、一隅を照らす会館、大黒堂などがあり、大きな広場になっていた。 大黒堂は本尊に大黒天、毘沙門天、弁財天の顔を持つ三面大黒天が祀られている。 |
平和の鐘(開運の鐘) 萬拝堂と一隅を照らす会館 |
平和の鐘左側の石段路 大黒堂 |
大きな広場の左手に幅の広い下りのスロープがあり、根本中堂への道になっている。 根本中堂は大きな建物でスロープの途中で撮影したが全景を捉えられなかった。 根本中堂(国宝)は織田信長焼き討ちの後、寛永19年(1642年)に徳川幕府によって再建された。 根本中堂の前にある石段を上った所に文殊楼があり比叡山の楼門の役目を果たし文殊菩薩が祀られている。 文殊楼の向こうは石段を再び降り延暦寺会館、大書院に続く。 |
| 根本中堂の本尊は薬師如来 文殊楼前から根本中堂を撮影 |
根本中堂 文殊楼へ 文殊楼 文殊楼の横道は山道になり、そこを進み星峰神社を通って石段を下って行くと鳥居を通過して再び根本中堂の見える処に来ます。 |
国宝の根本中堂は延暦寺の総本堂です。 最澄自作の本尊薬師如来像の前には、「不滅の法灯」が開創以来1200年間灯り続けている。 「不滅の法灯」は江戸幕府による再建後、山形県の立石寺に分灯されていたものを移して現在に至る。 |
文殊楼の横道 根本中堂 根本中堂の正面 |
星峰神社 根本中堂前の広場に… 手水舎 |
再び、スロープを登り延暦寺事務所前に戻った。 オープンした萬拝堂と一隅を照らす会館を見学し東塔に向かう。 戒壇院は東塔の阿弥陀堂エリアに行く途中にある。 |
萬拝堂と一隅を照らす会館 | 戒壇院 |
東塔の根本中堂エリアから山頂に近い阿弥陀堂エリアに向かう。
長い登り道の下には比叡山ドライブウェイのトンネルが見える。
比叡山には長い歴史の中でいろいろな建築物が点在していた。
全部は見れないがある程度は、自分の足で歩いてみたいと思います。
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阿弥陀堂 | |
| 鐘楼 |
法華総持院東塔…伝教大師が全国6ヵ所の聖地に宝塔を建立した。 法華総持院はそれらを総括する宝塔で、根本中堂と共に重要な信仰道場です。 信長の焼討ちから400年ぶりに再建された。 阿弥陀堂エリアは建物の朱が際立ち、自然の樹々と溶け合い、優美ですばらしいコントラストを見せてくれた。 阿弥陀堂と法華総持院東塔の後背にも朱色の建物が取りまき、全体が一体化している。 |
法華総持院東塔 阿弥陀堂 | |
| 法華総持院東塔 灌頂堂
「心静かに妙音をお聞き下さい」と立て札があり、暫く立ち聞きした。
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