■ 明神から徳沢、再び明神へ ■

上高地は長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地で、標高約1500m、中部山岳国立公園の一部で、 国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定。 上高地は北アルプスの谷間にある大正池から横尾までの約10q、最大幅、約1qの堆積平野です。


初めての訪問で一番奥の徳沢まで足を伸ばして行く。 大正池のコースは次回の季節に…。 次々と人が来ては再出発し、さながら中継地点です。 私もトイレ休憩と喫煙で一服…、妻がいない。 …近くで花を近接撮影してた。綺麗な花を見ると、すぐ撮影するので一日の撮影枚数が私よりいつも多い。 今回は記録メディアを増やしたから安心。









さて、私達も出発!
徳沢へ向かって再出発! …ここから野生の猿を発見。彼らに餌を与えたり、捕まえたり、傷つけるなどの行為は絶対やめましょう! 自然のままの彼らの生活を観察する事が楽しい思い出になる。 明神池まで足を伸ばす人は多いが、徳沢へ向かうのは登山やキャンプを楽しむ人を除いて少なく人通りが少なくなった。


猿の正面撮影は撮れない



猿が枝から枝に飛び移る瞬間


梓川の本流から外れても幾筋もの支流の流れがあり、川岸に流木などがあり、ありのままの自然を楽しめる。 明神岳の山容も形が変わってきた。相変わらず雲が多く午後から天気は下り坂と明神で聞いた。 天気は神頼みです…この付近から川岸と道が近くなり、再び河川敷で撮影も出来る。 徳沢まで険しい道もなく、上高地は全体的に歩きやすい!










9時過ぎの時間で陽光の加減で対岸の山々が綺麗に見える。 徳沢は、昔、牛や馬を放った牧場があったと聞き、その景観を見るのが楽しみです。 初秋の景観で紅葉とは言い切れない。あと一週間ぐらいでしょう。









幻想的な小さな湖沼があり撮影していたら人が集まり撮影会になった。 さらに進むと地図上のビューポイントで穂高連峰が眺望できる場所に近づいた。
沢から流れ落ちる水



明神岳の山頂と紅葉

明神と徳沢の中間にある湖沼で撮影会!


上高地の美しさと穂高連峰の雄大さを凝縮した景観を楽しみ、岸から梓川に降りて、流れに手を浸すと痺れるほど冷たかった。 道が梓川本流のそばを通り、また木々もなく、穂高連峰の景観が開放的に見れて映像に残した。 (地図上のビューポイント)









徳沢の案内板を見つけたらでもう少しです。温泉ではないが外来入浴も楽しむ事が出来ます。 目の前にカラフルなテント群が見えてきた。 キャンプしている人達が盛んに出入していて賑やかな景観です。 眼前に迫りくる山容は前穂高を望め、 開放感が広がりる徳沢は山登りの基地でもあり期待したとおりの場所でした。 今度来る時はキャンプをしてみたいです。






徳沢小屋は上條嘉門次という人物が江戸後期から明治にかけて上高地で杣、山見廻り人夫、猟師をしていた人物で、 外国人の山案内人としても有名になった人ですが、その小屋が明神池のそばにあり、その子孫が営業している。
この後、昼飯だ〜!徳沢のロッジ前で期待の昼食です。 持参したお握りを頬張って消費したエネルギーを補給した。 リュックを背負った時はお握りが一番!美味しさ倍増です。…俺は日本人だ〜! ベンチも木の丸太を半分に割ったものが広場に置かれ、自然の中での昼食は癒し効果も!






1時間ほど徳沢で過ごし撮影も順調に進み、この後は一度、明神まで戻り、明神池に向かう。 天候が悪くなると云われ、心配ですがプラン通り今日の日程を進めま〜す。 これまでの映像は基調になった。


明神橋に到着
明神への戻り道

比較的新しい木橋

明神橋では多くの人々の喧騒で賑わう。 記念撮影やマニアの撮影で撮影スポットは混雑していたが… 天候が下り坂に向かっているのが雲の様子でよく判る。 青空はなくなり上空は雲に覆われてきた。 この地域は一日の間に天候の変化がよくあると云うのでひたすら自然のままに撮影を続けていきたいと思う。

明神橋

明神橋の下流

明神橋の上流




徳沢から明神までは同じコースで撮影はなし。 天候が心配で、どうしても足早になってしまった。 リュックも大分軽くなったのでハイキングしていても楽です。 リュックには2Lのボトルがそのまま残っていた。

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