■ 明神池を散策してバスターミナルへ ■

上高地は穂高連峰、焼岳、六百山、長塀山などの高山に囲まれた盆地で、 その中心を明神池、田代池、大正池をつらねて梓川が流れている。 山頂部は高山植物に富み、山腹には針葉樹、広葉樹にの天然林に覆われ、 渓流沿いにはケショウヤナギが群生する美しい景観を見れる。 湖沼地帯には水生植物、湿原植物が群生し、マガモなど多くの鳥類が繁殖する。 また我が国有数の高山蝶の生息地である。これが上高地の最大の魅力でしょう!


明神から明神橋を渡って明神池にきた。観光には料金が300円必要です。 明神橋を渡って数分歩くと鳥居があり、穂高神社奥宮があった。 神社近くに日本アルプス遭難者慰霊塔が建立されている。 そして期待していた明神池と初対面した。

穂高神社奥宮




明神一の池に来たら急に大粒の雨が降ってきた。 それでもカメラにタオルをかけ撮影続行…雨の中どのように撮影できるか自分でも勉強。 構図は幾つも考えたが雨粒の影響で…。 明神池でのポイントは池面に反射する対称的な景観が楽しみの一つだが…恨めしい!









この後、二の池に向かうが、しばらくすれば雨もやむのではないかと期待を込めて散策を続行した。 ほかの観光客もこの雨で戻る人、諦めないで残る人、様々で人間模様が見える。 明神池を移動しているうちに、雨脚がやんできた。池面が映えるようになり撮影続行!













この場所は一の池と二の池の境目に仕切られた畔があり、両方の景観を見渡せる絶好の場所です。 ひと時の間、雨脚がなくなり、空が明るくなった。今がチャンスと撮影に集中した。 天候の合い間に撮影できた一番の撮影と思う。 一の池は広く周囲の木々が池面に映る景観が一つの構図になるが、二の池は変化が激しい景観を楽しめる。

一の池





二の池






二の池は庭園が上高地に引っ越しをしてきたようで、背景の自然景観がさらにプラスになっている。 石が池面に配置されたのか、それとも自然のものか判断はできなかったが… 日が差して紅葉が鮮やかになってきた。









今回は天候が今一で、もう一度来てみたいと思った。絶対に来るぞ〜! 「動と静」の景観の始まり!…。 池の中に流れを見つけ、この流れを雲海のように表現するために、三脚とシャッタースピードを工夫。 「動と静」の構図が撮影の楽しみを広げてくれる。













戻る時に陽が射し、一の池で何枚か撮影をしたのが以下の写真。 池にあるボートを利用し、いろいろな構図を考えたが、この天候には生かせなかった。 ボートのある気に入った構図を撮影。それでもボートが大きすぎ木々の池面の映えの領域が少なかった。 池が浅いので池底の…、もっと良い撮影が出来たかも? 自分の撮影が未熟で更なる技術習得が必要でした。






明神池の撮影は天候が不順で順風満帆とはいきませんでした。 近いうちに大正池の撮影と合わせて、もう一度来てみたいと思います。

明神池からバスターミナルへ梓川の反対側が帰りのコースです。 往路と違って林間の中の遊歩道を歩くことになった。 途中までは曇り空の樹々の中を歩いたが、後半は雨脚が強くなり、用意した合羽の世話になった。 デジカメのレンズを拭きながら撮影を続けたが撮影結果が帰るまで気になった。

梓川に沿ってハイキング道を歩く。 わずかの間ですが秋空の晴れ間がのぞいた。 撮影の合い間に、レンズに雨粒が付着したのに気が付き、あわてて拭き取ったり、ハイキングの楽しさが味わえた。



晴れ間ですが、雨粒がぽっぽっと降るので池面には雨跡が… 帰りのコースは木道が多くいろいろな形の木道があった。 時々日差しが差し込んでこの時だけ紅葉の色彩が映えます。












日差しが出てきて、紅葉の鮮やかさが映えてきたので、木道で休憩しながら、撮影した数枚の中の2枚です。 案内板が見えた頃から再び雨が降ってきた。 再度、リュックにビニールを被せカメラも防雨して、準備万端! 梓川の支流で川面の色彩が珍しく撮影したらうまく撮影でた。









この頃は一番雨脚が強くその中で撮影した数枚が下記の写真です。 河童橋に戻ると雨も止んで晴れ間がでてきた。 今日の天気は降ったりやんだりの天候で、撮影の勉強に役に立った。





早朝に見た河童橋と昼間の晴れ間の河童橋の景観を二度見ることが出来て最高! バスターミナルからタクシーで沢渡駐車場に戻り、そのまま駐車場内にある足湯に直行。 足湯で30分程のんびりとすると、結構身体が温まり足の疲労が一気に取れました。
青空が…(河童橋付近)

特別名勝、特別天然記念物の碑


映像で見る上高地のハイキングも終わりになりました。 天候が晴れたり、雨が降ったりと忙しい一日でした。 次回の訪問は快晴の時にもう一度訪れて見たいと思いました。 妻ともう一度ハイキングを楽しみに、また、お握りの美味しさを味わいに…。
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