■ 戦場ヶ原から湯の湖畔へ ■

湯川が男体山の噴火で堰き止められた堰止湖であったが、堆積によって湿原化し、現在では草原のようになりつつあるのが戦場ヶ原です。
湯の湖では紅葉が湖面に美しく映え、湖畔では秋の景観を探して、カメラを持って歩き回る人が多く目立ちます。 源泉があるのでかすかに硫黄臭が漂っている。


戦場ヶ原は春夏秋冬でそれぞれの魅力があり、飽きのこない景観です。 湯滝の方から一度戦場ヶ原をハイキングしたことがあるけれど、縦断した事がないので機会を見つけて行ってみたい。 今日は曇り日の為、色彩が今一です。それでも望遠レンズで景観をトリミングしてみた。










道路を横断して駐車場の奥のほうに行くとまた違った景観を楽しめる。 付近を一回りして駐車所へ戻った。 いつの間にか駐車場は満車になり、道路の入口には入る車の渋滞ができている。 秋一色の戦場ヶ原を後にして、湯の湖に向かった。






前回、来た時は雪の湖上で撮影をしたことを思い出し、随分無謀な事をしたもんだと…。 霧が湖上をゆっくり流れ、もうすぐ雨が降りそう。 湯の湖から湯滝へ流れる付近を、景観を捜しに歩き回った。










以前、湯の湖を一周するハイキングした事があり、道は大体判っている。 そういえばあの時、最後には雹が降ってきたな〜。 倒木を素材にして構図を考えて撮影したり、カメラ撮影の楽しさを感じる。 妻がカメラに夢中になってから、最初に教えたのが、「何を撮影するか」でした。 人によって受ける印象は違うが、自分の考えを大切にしようでした。










この辺から湖面に写る景観を撮影…、カメラの高さによって反射が薄い時がある。 マジックミラーのような景観に…湖畔にひときわ目立つ紅葉を見つけ、多くの人が記念撮影をしてる。














湯の湖の温泉街に到着。カップルからお年寄りまでが湖畔を散策している。 景観は寒々しているが風があまりなく…でも温泉に入りたい! 湯の湖の撮影も色取どりの景観を楽しめる。










温泉に入るか、それとも関越の渋滞を避けるか、二つに一つの選択に迫られた。 とうとう雨が降ってきた。霧雨のような、カメラには具合の悪い天気です。レンズをふき取るクリーナを手に持って、最後のひと踏ん張り…。 湯の湖の撮影が終わって車に戻り、帰り支度を…、帰りは金精峠を越えて沼田市へ向かった。










金精峠から湯の湖が霧で霞んで見えなくなった。トンネルを越えて暫くは、雨は本降り…。 途中で産地直販のお店で妻の買い物の荷物持ちをして、レストランで暖かいうどんを食した。山菜がびっくりするほど多く入って、とても美味しく食べた。 午後の早めに関越道に入り、安全運転で一路、自宅に向かい明るいうちに戻った。
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