■ 紅葉台ハイキングと紅葉台展望台 ■

先週はダイヤモンド富士を撮影に行ったが、1週間もたたないうちに再び行ってみたくなった。 そこでいつも素通りしている紅葉台にハイキングを計画した。 先週に懲りずにまた、本栖湖畔に向かった。 今日は雲ひとつなく快晴で最高の日の出が見れそう。
土曜は日帰り温泉を愉しみ、道の駅とよとみで車中泊し、翌日も富士山を狙う。


金曜日の夜半に自宅を出発し、本栖湖半の駐車場に0時を回った頃に到着した。 ここの駐車場はトイレがあり、車中泊するには丁度良い。 車内で軽く夜食とビールでTVを見て、1時過ぎに就寝。 翌日は周囲の音で目が覚めた。 駐車している車内からそれぞれ三脚やカメラを準備している音で目が覚めた。 私達も早速、準備にかかった。 …、富士山麓からの日の出は、暫くすると山頂の上に輝きを照らし、その景観を撮れた。

もうすぐ…

日の出の瞬間はほんの1、2分

紅葉台入口

富士山頂上の陽光を撮影し、先週に続いて映像を確保した。 この後、予定の紅葉台に向かう。紅葉台入口の看板は小さく、危うく見逃すところだった。 ナビで設定してルート通りに台地上に登っていく。 舗装されていない道路で、凍結した凸凹の道をゆっくり上がった。

駐車場は広く、閑散としている。 まだ9時頃では観光客は少ない。 準備万端!さっそくカメラを担いで出発。 息が澄んだ冷気に触れて白く変わる。 凍結した道は凸凹に固まり、歩きやすい。 20分ほどで、三湖台に到着、結構広いエリアで周囲の眺望はとても良さそう。

早朝9時の駐車場はまだ閑散



足下には霜柱
凍結したハイキング道を…

三湖台の標識

三湖台へ向かう道は緩やかな登り道で凍結している。 所々に、久しぶりに見る霜柱だ! この付近は東海自然歩道で、田貫湖へ繋がるハイキング道です。 紅葉台と東海自然歩道の二つの標識がある。

富士山はやや逆光… 遠方に本栖湖…

眼下の西湖は、2枚の映像を合成

三湖台は標高1202mで駐車場から20分程の所にあり、山頂は広くベンチもあり、周囲の眺望は西湖、本栖湖、精進湖を見渡せるので三湖台?富士山も逆光だが素晴らしい眺望です。
青木ヶ原樹海は864年に富士山の寄生火山の長尾山が噴火し、広範囲にわたって流れ出した溶岩台地上に形成された。 樹海は富士山原始林とも云われ、標高は920m〜1300m付近にあり、面積はおよそ30万平方km。

青木ヶ原樹海

富士の寄生火山の大室山

青木ヶ原樹海
眺望の良い三湖台



さぁ!出発

三湖台から五湖台へ向かう。 出発し、すぐ道が分かれた。 左手は尾根沿い、右は沢沿いのようです。 往復するから最初は尾根沿いを選択。 冬期は樹木の葉が少ないから見通しは良い。…と思ったら富士山は林に遮られ、やっぱり見通しは甘かった。 冬の時期でこの眺望ですから、春、夏、秋は周囲が見えないでしょう!

左右に道が分かれた

富士山もこんな感じ…



東海自然道の立て看板

木段は避けて歩いた

冬の時期は道が凍結し、凸凹の状態です。 妻は足腰が弱いから、ゆっくり歩くように言い聞かせた。 三湖台から五湖台までは約1時間ほどの道程で全体的に登りが多く続いた。 沢沿いを選択したルートは足元が危うく、尾根沿いにすればと思ったが、どっちもどっちだ!

途中ハイカーと擦れ違った

尾根沿いから西湖がチラチラ見える


やや開けた処に出て少し休憩した。妻が結構息がきつくなった。 五湖台はまだか〜ぁ!気を取り直して頑張ろう!少し立ち止まって水分補給。 遠方に五湖台の展望台が見えて、妻に声かけする。

富士山は逆光!

木々の隙間から展望台が…見えた!


五湖台に到着。 ここは標高1355mの足和田山で、眼下には雑木林の隙間から河口湖が見ることができる。 冷たい風が澄んだ空気を運んできる。山々が本格的な冬支度をしているようでした。 周囲は雑木林で景観は良くない! それでも河口湖側の反対側には富士山がはっきりと視認できた。



展望台に登っても雑木林が多い

案内板には手でなぞった跡が…




再び、東海自然道を下って紅葉台を目指す。 霜柱が良く見える道をルンルン気分で歩いた。 帰路は尾根道を選択してが比較的歩きやすかった。 11時頃になると紅葉台方面から五湖台方面に向かうハイカー、団体と多く擦れ違う。










丁度11時半頃に紅葉台に戻り、レストランの休憩所に入り、温かい飲み物を注文して身体を温めた。 ここからは妻の出番!お店のおばさんとの会話が弾んで、長〜い会話になる。 紅葉台の管理人と妻がお喋りしている間に上の展望台に向かう。 上る前におばさんから借りた周囲の景観図と名所の書き込まれた絵図面を持って、屋上に向かった。 料金は150円ですが上がってみる価値は十分あった。

休憩所

裾野が広がる富士山
休憩所入口から富士山

美しい稜線の富士山

富士山、本栖湖、青木ヶ原樹海、寄生火山の良く見える処は圧巻で、地球の凸凹が手に取るように分かり、まるで模型図を見ているようです。 私達は車で、あのあたりをチョロチョロ走っていたんだな〜ぁ!人間なんて小さいなぁ〜と感じた。

青木ヶ原と本栖湖方面

長尾山、大室山、その下に続く青木ヶ原樹海

富士山から寄生火山の長尾山、大室山が…

樹海が精進湖に迫る

西湖

ズームレンズでポイントを覗いて、素晴らしい景観を見れる。 本栖湖、精進湖、西湖は、昔は一つの湖で長尾山の噴火で三湖に分裂し、それぞれの美しい特徴ある湖に分かれた。 まして西湖と河口湖は水位がいつも同じということは、どこかで繋がっている?

本栖湖

王岳
西湖付近の樹海

鬼ヶ岳

展望台から富士山をピンポイントで撮影して見た。 管理人から渡された絵図面を確認しながらポイント撮影を続ける。 そして三湖台の展望所が見えた。

十二ヶ岳

山麓の雪渓

山頂の雲海
雲海が流れゆく山頂

富士五合目(スバルラインの終点)

展望台から三湖台が…

手に取るような感覚で、周囲の景観を堪能することが出来て大いに満足できた。 最後に富士山を撮影し展望台から降りたが、依然として妻とおばさんは仲良く談笑し、私が降りてきたことに気がつかない!

ふじてんスノーリゾートのスキー場

富士山の雲海が取れない
道の駅鳴沢

 
冬の紅葉台をハイキングして、紅葉台レストランで温かい飲み物で身体を温め、景観も楽しみ、天候も快晴で今日は最高の日でした。 唯一、富士山に雲海がかぶっていたことが残念! 次にチャンスを待とう! この後、山梨の日帰り温泉の「みたまの湯 のっぷいの館 」で太古の温泉を楽しみに行く。
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