■ 本栖湖の日の出と朝霧高原、陣馬の滝へ ■

初冬の時期になるとダイヤモンド富士が目に浮かび、いつ行こうか天候と相談しながら、今回の撮影に出かけた。 今回の旅は富士山を中心に、撮影を試みた。
前夜、雨天の為準備が出来なくて、夜中の3時に起きて、4時ごろに自宅を出発。 首都高速の中台ICから一気に河口湖ICまで走り抜け、本栖湖畔には早朝の6時頃に到着した。


天候は西から回復に向かっているが雲が多く残っている。 最初の撮影は6時20分頃の映像です。 前夜からの泊り込みで、駐車場から路上まで多くの車両が止まっていた。 明るくなるにしたがって、雲の流れが速くなり、眼前を雲が流れていく。

駐車場前の撮影場所 シャッター速度2秒



シャッター速度1/25


雲が通過…

皆さん、思い思いの所に三脚を立てて、足踏みしながら身体を温め、日の出を待っている。 時間は7時17分から1分程、撮影。 雲間が切れた時に上手く日の出を見れるか、どの位置から出てくるか、…どうやら日の出は左方向のよう。

7時17分から時系列で








雲の流れと日の出の競争です。 隣の人から、今日だけでなく、幾日も前から来ていると聞いた。 やや左の方向から日の出を鑑賞できた。 2年前の時と同じ方向から…、何度見ても、自然美を堪能できる。

撮影場所を移動



100m移動して、7時20分撮影

さらに湖畔を移動して、7時33分撮影

さらに湖畔を移動して、7時34分撮影

この後、すぐ予定の場所に移動。 他の撮影グループがいる方向に幾人かが一緒に走る。 その場所は湖岸へ下りて、湖面から富士山の日の出を撮影続ける。 先程より、頂上に近くなった日の出を鑑賞できた。

湖畔へ移動





湖畔を移動し、7時35分撮影


気がついたら夢中になって湖岸道からこんなに下りてしまい、撮影後、上に戻るのに苦労した。 この場所は右側の山が邪魔をして景観があまりよくなく、普段は見向きもされない処で、主に釣り人の場所のようです。





さらに湖畔を移動して、7時35分撮影

ダイヤモンド富士が撮影できなく、ガッカリしたが、また次回の楽しみに…! しばらく湖畔でうろついたが、お腹が空いたので、朝霧高原の道の駅に行って朝食をとりたいと思った。

そのつもりで朝霧高原に向かうと本栖湖畔道路で、素晴らしい景観を撮影する事ができた。
隣にいたマニアの撮影映像を見たら、デジカメでなく、大型のフィルムカメラでした。 その人が云うには、ダイヤモンド富士より貴重だよ!と言われて、シャッターを押したのが、最後の2枚の映像です。


湖畔を最初の位置に戻り、7時58分撮影
ダイヤモンド富士と逆さ富士
8時9分撮影 雲海の流れとダイヤモンド富士のように輝く太陽と湖面に映る逆さ富士

思わぬタイミングで、思わぬ場所で最高の映像が撮れた。 午前8時を過ぎて、朝霧高原に向かった。 8時20分に道の駅に到着。 道の駅は8時にはオープンして、早朝の団体客や観光客が多く訪れている。

この後は朝霧高原から陣馬の滝に向かい、さらに田貫湖に向かう。 道の駅朝霧高原で朝食をとり、お店で特産の高原野菜と牛肉を購入した。 牛肉は持参した冷蔵保管庫に入れ、今夜は宿の冷蔵庫に保管する。 道の駅朝霧高原の反対側に毛無山があり、ここは山頂からダイヤモンド富士の撮影スポットがある。

道の駅の500m手前で撮影

道の駅、反対側の毛無山
道の駅朝霧高原

陣馬の滝

脇道に入り、富士宮市の陣馬の滝駐車場に到着。 五斗目木川の、この滝は、源頼朝が富士の巻狩りで、付近に陣を張ったことから陣馬の滝と呼ばれている。毎年8月下旬には、「陣馬の滝まつり」が開催される。 ここの遊歩道を散策していると、富士山上空を飛行機雲が一筋!思わず撮影してしまった。 300m程歩いて行くと遊歩道は行き止まりになり、右手に湧水がこんこんと湧き出ていて、近くの人が大きなボトルに入れていた。 台車まで用意してあり、びっくり!

陣馬の滝の遊歩道

陣馬の滝の遊歩道上空に飛行機雲


陣馬の滝は幅広い崖の筋から、それほど大きな滝ではないが、幾筋にも流れ落ちる滝を観賞できる。 富士宮市の白糸の滝より規模的には小さい。 一際大きい滝をメインに分割して撮影。 河原は石ころが広がり、手を入れると冷たくて引っ込めた。 真夏の時期は河原遊びができそう!



陣馬の滝も富士山麓の地下を脈々と流れる地下水のひとつではないか…感動した。 この後は県道に戻って田貫湖へ向かう。前回は湖面に映る富士山が見れなかったが、今回は?
inserted by FC2 system