■ 月岡温泉 阿賀野川下り 五頭温泉そして福島へ ■
白鳥の飛来地、新潟の瓢湖から新発田城、寺町、新発田藩下屋敷、足軽長屋を歴訪。 この後、妻のために温泉を、と云う訳で月岡温泉、五頭温泉に向かう。 途中、阿賀野川の冬の川下りも予定し、さらに北上して阿賀野市に向かった。 予定では阿賀野の民宿に泊まり、翌日、瓢湖の白鳥を再撮影して東京に戻る予定。 しかし翌日の天気予報は今日より悪く、民宿の交渉もまとまらず、帰ろうか…でもせっかく300km以上走って来たから… 天気予報で福島は明日は晴れ…ならば会津に行こう!


お昼になり、食事前にどうしても温泉に入りたかったので、WEBで調べておいた月岡温泉の共同湯に行った。 月岡温泉は大正4年、石油掘削の為の井戸から噴出したお湯によって開かれた湯治場です。 泉質は含食塩硫化水素泉で、源泉温度は50度あり、エメラルドグリーンの色で美肌の効能がある。

共同湯は平屋造りの広い建物 駐車場も40台位可能

共同湯の源泉から各旅館やホテルに引湯している。 そのため宿泊者がこの共同湯に来ることは珍しいことではない。 温泉を堪能し、街中で昼食をし一路、阿賀野川下りに乗船するため阿賀野川へ向かう。 乗船場に到着、観光船は多くが陸上に上げられていた。 今夜の宿を見つけるために案内所で民宿の値段交渉をしたが不調に終わり、民宿の確保が難しくなった。

船乗り場に到着



観光船
川下りの船が係留



冬の時期は観光客が少なく、阿賀野川下りの船から降りてくる人はパラパラと数人だけ…。 冬の阿賀野川下りは水量の関係で景観はあまり期待できず断念した。 物産館は閑古鳥で店員も時間をもてあましている。 ぶらぶらしているうちに身体が冷えてきて、妻からも苦情が出てきた。














再び、温泉へ入ろう!ちょっと計画が狂った感じで旅プランの練り直しを…。 とりあえず身体が冷えて温泉に行こう! …と云う事でパンフレットから見つけたのが五頭温泉。
五頭温泉郷の共同浴場、薬師乃湯に到着。 えっ〜!と思うほど人、人、人で温泉街は賑やかな人だかりです。 共同湯、露天風呂、足湯(無料)と、どこに行っても老若男女がわいわい、がやがや賑やかです。

共同浴場薬師の湯

共同湯の隣りに足湯

薬師の湧水…

狭い道に車両の擦れ違いが困難な処で、駐車場も狭くて出入りが激しく活気ある温泉街です。 足利家の武将が戦を逃れ、この地に来た時、温泉を発見し薬師堂と名付けたのが始まりです。 撮影の許可を頂き、感想を聞くと入りやすいけど出にくい。 (この時期、湯温が低いようです!)脱衣所も完備して、春になれば風流が楽しめるという。

足湯の入口

長い階段を登ると…

共同露天風呂入口
足湯の入口の横に湧水が…

…薬師堂

共同露天風呂(別料金)

…さてこれからどうするか? 身体も温まりほっこりし妻は温泉に大満足した。 車に戻りTVで明日の天気予報は雨天、しかし福島は晴れ予報だった。 そこで一計を案じた。磐越自動車道で福島に、途中のPAで車中泊して大内宿に向かう。

あたりは真っ暗になり、SAは雪一色。 ブラブラしていると除雪車がランプを点滅させながら、SA内の通行路を綺麗に除雪していた。 道路の除雪場面を見るのは初めてで、あっという間に融雪剤をまいて行った、雪国の厳しさを見た。 翌日6時半起床!会津西街道の大内宿の雪景色を思い浮かべて出発。





大内宿の石碑




本来の予定は翌日も瓢湖で白鳥を再撮影し、新潟の海鮮市場で海産物を購入し関越道で帰る予定だった。 大内宿は快晴で雪景色の大内宿を楽しめそうです!
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