■ 富士山スカイラインから西富士をドライブ ■

御殿場から富士山スカイライン経由で田貫湖、朝霧高原、そして本栖湖まで山麓を周遊しながら富士山の景観を撮影していく。 そして途中の道の駅、朝霧高原で大休憩の予定。 大涌谷から国道を通って御殿場に向かい、途中には富士山の景観が素晴らしい乙女峠を通って御殿場市の中心に向かった。


大涌谷から小涌谷に行く途中の雪景色の眺望を愉しみながら、今しか見られない眺望で今回のプランもここまでは順調です。 富士山スカイラインは静岡県の富士山麓にある県道の名称で、御殿場から富士宮を結ぶ道路で昔は有料道路だった。










陸上自衛隊の演習地のそばを県道は富士山麓に向かって登っていく。 ここまでの8枚の撮影は妻が撮影したもので頼もしいです。 水ヶ塚公園は富士山スカイラインと南富士エバーグリーンラインの交差路にあるパーキングエリア。 ここでは子供から大人まで楽しめる公園があり、今の時期は若い家族連れで子供達が雪にまみれて大いに楽しんでいる。

自衛隊の演習地のそばを県道が通る

私は弟と来たが、妻は初めてで大喜び

風が強く、時々雪吹雪が舞う
チェーン規制のかかった区間に入った



子供広場と反対側にはカメラマニアには絶好の富士の撮影場所です。 富士山の手前にある宝永山も近くで撮影でき、雪渓の富士を捉える事ができた。



二ッ塚も確認


四駆が走ったタイヤ跡で一面が溝だらけ…

水ヶ塚公園から西臼塚に入った処で、ここにも公園があり、この広場からの富士山も仰ぎ見るような角度で素晴らしい景観でした。 公園が斜面にあり、駐車した時は判らなかったが、出発する時にスタック(タイヤが雪などに埋まって進まなくなる。)して慌てた。 車両の走行モードをSNOWモードにして脱出!





スタックした時は周りで皆に見られて

やってきました田貫湖へ…前回は妻とサイクリングしたけど、今日は残雪の中、湖面の富士山を見れるか? 残念〜!風が強いので湖面は波が立っていた。 3枚撮影して道の駅朝霧高原へ向かった。 道の駅はお昼に到着し、冷えた身体に暖かい豚汁定食を食した。 具沢山でとても美味しく野菜も戴いた。





朝霧高原の牧場

朝霧高原の牧場の雪景色を撮影し、次の目的地は本栖湖で〜す。 駐車場には以前見かけた車両が数台あった。 この人たち本栖湖にこだわって富士の撮影を狙っているのか! ここは以前、ダブルダイヤモンドのような幻想的な日の出の撮影をした処です。

朝霧高原の牧場



本栖湖




富士山は一日中、頂上に雲が纏わりついている。 それでもいつかはチャンスが訪れる事を願い、西湖のそばにある野鳥の森公園の樹氷祭のお祭りに向かった。 今日はその景観を撮影に行く。 妻は初めてで、一度連れて行ってあげたいと思っていた。




■ 野鳥の森公園樹氷祭り ■

雪化粧の富士山を背景に「野鳥の森公園」では、毎年冬季限定の「樹氷祭り」が行われる。 野鳥の生息地域にもなっている公園では、その広大な敷地と大自然を生かして、さまざまな「氷の芸術作品」が展示してある。 快晴の中、野鳥の森公園に到着、駐車場は満杯でしたが着くと同時に出る車があり、会場の真ん前に止める事が出来た。ラッキー!


正面の樹氷に富士山を背景に多くのカメラマニアが三脚を立ててぎっしりでした。 撮影はしていないが雲が取れるのをじっと待っているようです。 茅葺きの家は内装も丁寧に造られ、家族連れが多く、子供達も珍しそうに記念撮影!

祭りの熱気が伝わる

ミニチュアの茅葺きの家が…

笠雲がかかっている

2mぐらいの茅葺きの家


妻は氷の芸術として樹氷に大喜びで、盛んにシャッターを連写した。 癒しの里の茅葺きの家は樹氷で着飾っているようで素晴らしいものです。 樹氷の造り方は木で枠組みを造り、藁や細木で仕上げ、その周囲をホースで巻きつけ、夜間の冷え込んだ時間にホースから少しずつ水を出して、凍らせていく。 それが成長してこのような造形物が出来上がる。 このような樹氷は日本各地で冬の風物詩になっている。

ここに何故か「石川 遼」



売店では店員の大きな声が聞こえる

こちらは本物の休憩処


この樹氷は「宝船」を表現している。 それぞれの作者の意図が読み取ることが出来るか? 会場は親子連れやカメラマニア、多くの人で大賑わいです。 売店でもこの地域限定のヒメマスの焼き物やおでん、豚汁などの食べ物や農産物まで人、人、人でごった返している。

宝船

宝船の背景に富士山


前回訪問時に行けなかった所の裏手の方向へ足を進めた。 野鳥の声を聞きながら奥へ進んでいくと、小道になり、どんどん進みます。 現れたのが「丸木舟展示館」、「NPO富士山エコネット」、「古びた茅葺の家」でした。 この三軒の家の正体がどうしても知りたかった。 この家が樹氷として一般道から見えて、夜間はライトアップされ、とても美しい景観を見せてくれる。

妻とはぐれた?売店に行けば会える?



それでも早足で…




道路側に回ると、三軒の家はこのように見える。 これが薄暗くなるとライトアップされる。 来た道を戻る途中に野鳥館があり、二階には野鳥を撮影した写真が展示されていた。 私はここから窓を開けて野鳥を観察した。 小鳥は動作が素早く、連写で撮影したが、ピントが合っているのが2枚しかなかった。 そうこうしているうちに、帰る時間が来て駐車場へ戻る。 出口で祭りのポールが強風で倒れてしまった瞬間を撮影!

道路側に回ると三軒の家はこのように見える











あっという間に倒れた
 
この後は富士五湖の富士山を撮影しに、まだまだ続きま〜す。 お楽しみください! 夕方までに宿、ロッジにの橋へ到着する予定だが、果たして夕陽のダイヤモンド富士は撮影できるか?
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