■ 碁石海岸の夕陽 ■

大谷海岸を後にして1時間ほど走行した。 気仙沼市のバイパスを通過し陸前高田市に入った。ここからは岩手県になる。 寂れた感じの小さな漁港が何故か気に入って停車。
碁石海岸は大船渡の末崎半島の東南端、約6qの海岸線で名勝、天然記念物、国立公園に指定されている。 三陸ジオパークの一部です。


大船渡市内の手前で小さな漁港を見つけて小休憩した。 午後5時20分、日も大分傾いて夕陽の色合いが濃くなってきた。 目指すは何処で夕陽を撮影するか!…大船渡市の碁石海岸が時間的にポイント的に最適と判断して再スタート!

小さな漁港




今日最後の訪問地岩手県の碁石海岸に到着。 どんな処だろうと半分心配と半分は期待感で胸が膨らむ。 駄目なら自分で決めた処だから諦めがつくし次の機会にと思う。
国道45号線から県道に入り碁石海岸公園に到着した。 現在5時半になり撮影には三脚も準備します。 撮影に自分の影が伸びているのを見て、今日の天候なら雲さえ少なければ夕陽は万全と思った。






案内図を確認して灯台の撮影は後に半島の景観を見に散策をスタート。 乱曝谷と呼ばれる碁石海岸を楽しみに小道を歩く。 右に向かって歩いて反対に向かいます。乱曝台か、灯台かここでも迷った。(夕陽の撮影は時間との勝負だから…)









誰かが柵を乗り越えての撮影に、ほかから罵声が富んだ!何処にでも無茶する人が居る。 17時37分、まだ日没まで時間があるのでキャンプ場へ向かう。 キャンプ場の断崖も素晴らしい景観を見れた。気温も下がり景観を見下ろす時は肌寒く感じた。
乱曝谷は岸壁の中で…





…太平洋が暴れているイメージ






落ちたら楽に死ねるだろうな〜ぁ! 碁石海岸のイメージは砂浜をイメージしていたが、灯台があるという事は断崖も暗礁もあるということ。 予想以上の景観に満足した。 怒涛渦巻く波頭に感激!?









碁石海岸…名前の由来は碁石のような扁平な石(黒色の泥岩による円礫)の海岸があり、 陸中海岸国立公園の中で海岸沿いに穴通磯、巾着岩、雷岩と乱暴谷、千代島、碁石岬、恵比寿浜、碁石浜まで約3q続く景観地です。 遊覧船は細浦港から出て景観が楽しめるが今回は絶壁の断崖を見る事が主だったので満足。

午後5時20分を過ぎ灯台の方向に行く。岬の先端に向かって結構歩いた。 灯台下に来て磯波は風が強くなり大きく荒れて波頭が大きくなってきた。 岬先端までもう少しです。6時過ぎが夕陽の時間と考えていたので丁度良い時間になった。







岬展望台






夕陽

岬展望台に到着したのが5時57分、予想以上の風の強さに思わずビビった! 太陽が雲にかかりただ輝くだけでこれは駄目かなと思った。 展望台から構図を変えて岬の撮影タイム。 切り立った岩が断崖を包み込むような形で奇岩を形成している。 間に雲が入って太陽の輪郭が見えませ〜ん!
風が強くて妻が「帰ろうョ!」…もうちょっと待って…







…6時8分の映像

上の雲が無ければ今がちょうどいいのに…

灯台









太陽が雲から離れてハッキリ 6時13分



駐車場へ戻ると薄暮からレストランの明かりが点灯し、駐車してる車も数台になり営業終了の感じでした。現在6時半。
夕陽の映像に満足し一路、大船渡の民宿へ向かう。寝るだけの素泊まりだから安ければいい。
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