■ 牡鹿半島を周遊して大谷海岸へ ■

三陸海岸の最南端に位置する。西に石巻湾、東は太平洋に面する。 半島の西付け根に万石浦がある。 先端は黒崎。半島全域に渡って山地であり、海岸はリアス式海岸となっている。 中心地は半島先端の石巻市鮎川地区。黒崎の東に金華山瀬戸を挟んで金華山と呼ばれる島がある。

松島から三陸道で石巻まで走り、石巻から一般道で牡鹿半島の渡波に入る。 すぐ半島の付け根に万石浦があり道路からその景観を見る事ができる。 万石浦は潮の干満で、今はご覧の通り干潟の様な景観でした。
万石浦の干潟

干潟に橋がある


万石浦から暫くはドライブが続き、半島先端の鮎川漁港まで来た。 道路に「ようこそ 牡鹿へ」の看板が迎えてくれる。 遠くに漁港に戻る漁船が…そして暫く走ると南三陸金華山国定公園の木柱。 6、7台の小さな駐車場が満杯でしたが、すぐ空いて駐車できた。 さっそく展望台に上がって撮影、網地島の漁港もはっきり見える。





展望台に
鮎川漁港



網地島の漁港
金華山との間は結構小型船の往来が多い。日差しも強く午後1時に、 この展望台から500m程走ると御番所公園がありお昼はそこで食べる。




御番所公園案内図




南三陸金華山国定公園の案内地図

■御番所公園…江戸時代に仙台藩が外国船の襲来に備え見張り所を置いていたほど眺めのよい公園です。 公園中央の一番高い位置にあるのが円形の展望棟で、ここからは牡鹿半島の全景、金華山など、360度の大パノラマの眺望が楽しめる。 駐車場の先には子供の公園がありキャンプ場もある。

御番所公園の駐車場へ車を入れた。 先程の所より高い位置にあるからさらに見晴らしが良くなった。 広い駐車場でバスが駐車できるスペースもある。 しかし案内所があるだけで売店など無くホントの自然公園に来たようです。 駐車場から撮影したものを合成して見た。 この左手にテーブルがいくつかあり、それぞれテーブルにお弁当を広げて昼食タイムの人達がいた。







金華山全景

運よくテーブルが一つ空いていたので、私達も持参したクーラーボックスを広げた。 煮物、焼き肉、卵焼きそしてお握り、お茶類も良く冷えていた。
展望棟に「金華山の鹿を見れる」の案内があり、望遠で覗いて見たが動くものは確認できなかった。 御番所展望棟にも室内にテーブルがあるが、木製のテーブルで青空の下の方が景観を楽しみながら食せる。 食後喫煙したり、寝転がったり、目を瞑ると昨日の夜間走行の幻影が浮かんできた。

展望棟



金華山の港
金華山瀬戸を挟んで金華山

金華山

旅の初日はお握りが一番!旅行が多いので節約も大切。運転も低燃費を心掛けての安全運転! 半島の石巻湾側も先程通った鮎川漁港が展望できた。


御番所展望棟から公園を…

鮎川漁港

牡鹿半島の稜線を走る道路は整備状況が良く、全線2車線が確保でき森林の中を走ったり途中海が見えたり、 そして半島突端をぐるりと回ると金華山が眺望できるなど、ドライブの楽しさと眺望の両方を満喫できる道路です。


陽光眩しい三陸海岸をドライブ。牡鹿半島からコバルトラインをドライブして女川湾に到着した。 パーキングエリアから見る女川湾は陽光に映え海面がクリアブルーです。

女川湾のパーキングエリアには南三陸金華山国定公園の文字があり、先程女川原発の入口を通過したから、まだ国定公園のエリアの中にいる。 高台から見た女川湾は快晴の青空と綺麗で、これでもかと目に映えている。 パーキングエリアで湾と海岸線の美をじっくり堪能した。

女川湾PA

遠方に女川原発

女川湾PA

白い雲も綺麗な模様で青空に


また少しドライブして崎山展望台で桜が綺麗だったので、ちょっとだけ寄り道。撮影だけして再出発。 崎山展望台からは女川原発や牡鹿半島が展望できる。


しばらく快適なドライブが続く。途中北上川を渡り、川下に沿って走るルートがあるが、北上川の川幅の広さと流れの雄大さを実感しながらドライブ。 38年前に新婚旅行で青森の浅虫温泉に向かい通過した景観の記憶は残っていない。 ただ走り去ったという事しか記憶になく、今は噛みしめて?の〜んびりとドライブ。

気仙沼市
 JR大谷海岸


気仙沼市に入りJR大谷海岸に到着した。 駅には道の駅も併設され駅構内にはフリーに出入りできる。 ホームに入るとそばにいたおばさんがもうすぐ電車が来るよ!と声を掛けてくれた。 どっち?こっち!と指した方向で待っていると…3〜4分後、4両編成の電車が近づいてきた。 車掌が降りて乗降客の切符を確認している。発車して見送った後、電車でなく気動車と気が付いた。

警笛鳴らしながら入線

エンジン部から排気ガスをモクモクと…

跨線橋を渡り

大谷海岸へ
快速南三陸 仙台行





気動車を見送った後、跨線橋に上がり、気仙沼方向の撮影と大谷海岸の松林を撮影。 跨線橋を越えて大谷海岸の砂浜へ、海岸線はこれから夏に向かって海水浴場としてオープンして多くの家族連れを迎える事でしょう。
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