■ 海から見る陸中海岸…往路 ■

駐車場に戻ると満車で道路には順番待ちの車列が数珠繋ぎでした。 係員が大忙しで赤い旗を振っていました。 私達は船に乗るので再度準備を確認して桟橋に向かった。 桟橋に到着すると案の定、臨時便は混雑なく余裕で乗船することが出来て予定通りです。 乗船前に乗務員に頼んで記念撮影をした。(三脚は車に置いてきた。)

乗船してベンチに腰をおろしていると出航前に乗務員がカメラ片手に 下船時に気に入ったらお買い求めくださいとカメラマンに早変わりした。 私達は乗船前にタラップで撮影したからもう要らな〜い!
桟橋に向かう



遊覧船が静かに出航!

松島の中型船より小型のクルーザー船です。小回りが利きそうな快速艇です。 初便が戻ってきました。お客がデッキに溢れていて2便で良かった。 ここでも暫くはカモメに悩まされましたが、数が少ないので撮影は順調に進む。 静かに湾外に出て、エンジン音が小さいので会話が出来る。

初便はお客がデッキに溢れて…



この島を回り込み海原へ…




デジカメはシャッター速度は早め、露出は絞って設定。復路は撮影状況を見てから決めようと思った。 陽光に映えて男性的な景観が見れます。特に浄土ヶ浜の外側の景観には興味を持った。 浄土ヶ浜の外観からも鋸状の岩が確認でき両方からの景観に満足。










浄土ヶ浜島巡り観光船は蛸の浜、ローソク岩、潮吹穴、姉ヶ崎、日出島を周遊して戻る40分ほどの航路です。 「間もなく蛸の浜を通過しま〜す。」と船内放送でアナウンスがあったが、デジカメを覗いたまま撮影をしていると何処が何処だか判らなくなった。 撮影技術に未熟さを感じた瞬間です。我ながら情けない!とは云うものの躊躇せず撮影は続行! こちらは船上で動いているし撮影対象の映像は刻々と変化するから、目に入った映像は構図を考慮しシャッターボタン!
蛸の浜入口…往路は陸の傍を運行するから一時も、気を緩めないで映像を取り込みます。









蛸の浜








高い断崖、奇岩、波の形、カモメといろいろな映像が飛び込んで嬉しい悲鳴です。 往路はこの形で映像を取り込み、復路は陸地から離れて航行するから、その時に取り残しを望遠撮影する。 陽光が順光で影がなくなると、のっぺりした映像になり注意して撮影。 途中、ローソク岩の映像を取り損ねた。…船員に聞いたら帰りに肩を叩くからと…サンキュー!














「もうすぐ潮吹穴です。」のアナウンスがあり準備。この辺で大分落ち着いて撮影できるようになった。 潮吹穴が確認!岩の割れ目は中が空洞になり、大波が押し寄せ空洞に入ると穴から潮が噴きあがるという。 今日は潮吹きがほんの少し、霞のように吹き上がったが映像では…微かに…残念です。





霞のように拭きあがったが…


波が高い時は30mもの高さに吹き上げるとか…

奇岩、絶壁の景観と波が景観を造っている。陸中海岸の景観を堪能します。 撮影した映像がどんな感じか確認している時間が無いから…後でじっくりパソコンで確認すれば何枚か満足できるものがあるかな?…どうなることやら。 筋状の岩肌が絵文字に見える。ファインダーに目をつけたまま遊覧船に乗っていると船酔いしそう。










陸中海岸の海岸巡りで洋上に浮かぶ日出島のアナウンスがあったが逆光で断念。 もうすぐ姉ヶ崎です。この先はウミネコ航路があり、田老へ行く遊覧船もある。 姉ヶ崎の小島が見えてきた。遊覧船はここでUターン。








姉ヶ崎…ウミネコの繁殖地
流れゆく絶景をファインダーから覗きながらデジカメと格闘し、Uターンの復路へ。 一時のお休み時間で、喫煙して気分をリラックス、妻は呆れてマイペースで遊覧船を楽しんでいる。
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