■ 一関 厳美渓 ■

岩手県の観光案内で次の訪問地は猊鼻渓(げいびけい)と決めていたが、何を間違えたのか到着地は厳美渓(げんびけい)。 本来は猊鼻渓(げいびけい)で妻に船下りを楽しんで貰う予定だったが、到着した所は付近に渓谷はなく、お土産店や家屋が並ぶ別の観光地でした。
次の東北の旅プランには四寺廻廊と猊鼻渓(げいびけい)が加わった。 要は自分のプランが中途半端!


という訳で厳美渓の観光に。中心地には有料の駐車場があるが、お勧めは近くの道の駅に止め散策しながら厳美渓の観光をしたほうが良い。 道の駅の定食が郷土料理で大変美味しいです。一関の郷土料理の「もち食」は1000円です。6〜8個の小さな小鉢に色々なもち食が盛られている。


厳美渓は渓谷の特徴として石英安山岩質の岩石が滝や川の流れに浸食され谷頭が後退する過程で数多くの甌穴と渓谷との生成関係を示していることにある。 また滝、瀬、淵などの極めて変化の多い美しい景観となっている。 栗駒山を源流とする磐井川によって創り上げられた自然の渓谷美で、この変化に富んだ景観は2qに及ぶ。 厳美渓は約2qほどの範囲にあり坂道もなく、ブラブラ散策してもそれ程時間はかからず特徴ある渓谷が見れる。










ここで有名なものは団子で渓流の河原中央の小屋から注文すると対岸の川岸からロープウェイで注文した団子が運ばれてくる。 子供たちは珍しく喜んでいますが箱根の黒卵感覚でしょう。 橋上で撮影していると名物の観光馬車が通った。道が狭く観光バス、定期バス、 それに観光客の車両が渋滞で排気ガスの匂いで散策できるものではない。 排気ガスを逃れて小道のハイキング路に行く。ここは川のせせらぎも聞こえるし景観も楽しめた。














厳美渓の端の吊橋に到着。この辺はのんびりと散策できる。橋上から上流、下流の撮影も満足できるものでした。 栃木県の龍王峡の超ミニ番といえるでしょう。 遊歩道の片側はビルが建ち、商店が景観の端に見れます。 結構揺れて、すれ違う度に、「ごめんなさ〜い」、「どうぞ〜!」 厳美渓は紅葉の時期に美しさが映えてくるでしょう。














吊橋を渡ると土手に花が群生していて楽しませてくれた。 ベンチ付近は観光客で大賑わいです。特にお年寄りが目立った。 また桜が満開で花見見物の人も多い。 道路は車で大渋滞、数珠繋ぎです。私達は渓流を眺めながらお先に〜! 最後に中央の橋に戻り、ここで記念撮影し駐車場へ戻りますった。駐車場も待ちの車両で溢れてる。














厳美渓に向かっている時に毛越寺、達谷窟毘沙門堂を通り過ぎてきた事を後悔した。 すべては自分のプラン作成が曖昧になっていた事。 長期の旅はサブプランの必要性を感じた。早々駐車場を出て表通りは渋滞してるから農道を迂回して道の駅に行く。 丁度お昼の時間になり昼食。物産館をウロウロして休憩後は秋保大滝へ向かう。

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