■ 福浦島の散策 ■

五大堂から駐車場を通り過ぎ埠頭をしばらく歩く。 多くのヨットやボートが係留され、旅館やホテルが個人客向けに湾内観光に使うのかな? 赤い福浦橋をこれから渡る。 松島海岸の東に浮かぶ島で、全長252mの朱塗りの橋で陸と結ばれている。 福浦島には赤松、杉、モミなど約250種におよぶ草木が茂り、遊歩道も設けられ自然植物公園となっている。 弁財天など歴史の深い史跡も残され散策も楽しめる。


一直線の橋は小さな勾配があるが途中では地元の人が釣り糸を垂れていた。 「釣れますか?」、笑いながら「いつも駄目です」の返事、思わず苦笑してしたが、糸を垂れている時間が気持ちが落ち着くと解釈した。


福浦橋





橋から見える五大堂

福浦橋の中央から見える美しい島々や五大堂も良く見え、海上から松島町を見ている感じです。 福浦島内に入り道も舗装され、散策路として地元の人々とも擦れ違いが多い。 夫婦でカメラを持ってウロウロしてると、帰りがけの老年夫婦から「この先の自然公園は桜が満開ですよ」と教えて貰う。 休憩処はまだ開店前。近くの弁財天を過ぎると道は自然道になりハイキング気分になった。

福浦弁財天を祀る弁天堂は江戸時代に伊達政宗公が高塩塩田を営むためその地にあった若草神社と弁財天を合祀したのが始まりで、 塩田の守り神、磯崎弁天として信仰を集めた。







福浦弁財天を祀る弁天堂






島の高台を通る散策路は湾内の島々の景観を良く見せてくれる。 途中、自然道に変わり樹木に覆われた小道をさらに進んで行く。 途中の三差路で小道を下って行くと自然公園に出た。教えて貰った通り桜が満開で、ここで見られるとは思わなかった。 桜を楽しみながら付近をブラブラした。早い時間帯だから子供は見かけませんでした。













島から見る福浦橋は赤が鮮やか
福浦橋を戻って駐車場に戻ります。 現在7時50分。9時の遊覧船と聞いていたが臨時便が8時30分にある。


今は閑散としていたが…


埠頭は静寂
切符売り場では観光客の取り込みに躍起になっている。 大型船と小型船のお客の奪い合いがある。 私達は大型船の切符を買って瑞巌寺の歴訪をする。 切符を買うのに並ぶ時間を省いた。(これが後で正解だった)
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