■ 国宝 瑞巌寺歴訪 ■ 828年、慈覚大師によって創建されたと伝えられる。 瑞巌寺は奥州随一の禅寺で伊達政宗公の菩提寺です。 現在の建物は慶長14年(1609年)政宗公が桃山様式の粋をつくし、5年の歳月をかけて完成させたもので 政宗公が心血を注いだ荘厳な大伽藍です。…(松島町公式WEBから引用) |
今回の旅の最大の目玉、瑞巌寺に歴訪します。 参道の杉林が本堂へ続き、木漏れ日が石畳を照らしている。 総門前のお土産店は開店の準備中で、総門はお店の車があり正面から撮影できなかった。 |
総門 |
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向こう側の道には苔むした洞穴と石像群があり、帰路に寄る予定。 受付前に延命地蔵と塔がある。 拝観料を払い中に入ると苔の絨毯が目についた。 |
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受付の正面 |
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庫裡 登竜門 金銀木がある石庭 |
庫裡は禅宗寺院の台所にあたり、巨大さと妻飾りの彫刻、白壁と木組のコントラストの美しさが映える。 庫裡の中は撮影禁止の立て札があり、それを避けての撮影になった。 庫裡内は本堂から移動した重要文化財が展示され息をのむ感じでの拝観でした。…来て良かった! |
宝物館へ | 庫裡 羅漢の間 |
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庫裡から出た時は何か、ほっとするような気持ちになった。 警備員の人と雑談して直立不動の姿勢が立派。この後反対側にある青龍殿(宝物館)の見学に向かう。 青龍殿(宝物館)では所蔵品の展示に感嘆しながら館内を見学した。 訪れる人は私達と同年代が多い。 特に雲版は大衆に食事時を告げる法器で嘉暦丙寅秋 住持明極誌の銘は嘉暦元年(1326年)円福寺10世明極の鋳造を示す。(国指定重要文化財) また伊達政宗公甲冑像で文録2年(1593年)27歳の雄姿を再現した等身大の木像等が見学できる。 |
楸(ひさぎ) 本堂の「上段の間・上々段の間」を再現 | |
梵鐘 雲版 伊達政宗公甲冑像 |
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岩を切り抜いた通路 修行道場 | 寶華殿から下方の景観 |
岩に根を絡ませた大樹が異様な景観 | 陽徳院御霊屋 寶華殿 | |
岩に囲まれた瑞巌寺の境内に戻った。 東北地方の古寺も当時の政権の影響を受けて天台宗から臨済宗へ、 奥州藤原氏、鎌倉幕府と様々な影響を受けて江戸時代には伊達正宗の隠し砦の説もあり、 知れば知るほど興味が湧いてきた。 境内のもう一つの道を総門に向かうと岩壁に彫られたいろいろな像を見学できる。 瑞巌寺洞窟遺跡群は五輪塔や笠付塔婆など多くの墓標が安置されたり、壁面に彫りつけてある。 大岩に何かを記した模様がありました。意味は判りませんが…誰が何のために… |
なんの塔かな… 人の横顔に見えませんか? 瑞巌寺洞窟遺跡群 鰻塚 |
鉄道殉職者慰霊碑 瑞巌寺洞窟遺跡群 |
鰻塚…大正12年9月、松島湾で捕れた鰻の供養として地元民の寄付金で鰻塚が建立された。
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