■ 安芸の小京都、竹原の重要伝統的建造物群 ■ 竹原は広島県南中部の瀬戸内海に位置し、 江戸時代中期から明治にかけての町並みが残り安芸の小京都と呼ばれる商家町群が、 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。 竹原の名は平安時代に下鴨神社の荘園として記録が残り、 市街は中世の末頃から港を控えた市場集落として形成された。 |
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竹原の古い街並みの一角 |
| | 竹原を語るには外せない江戸時代の儒学者像 |
車の駐車場を探そうとウロウロしていると、目の前の家の方がここに置きなさいと声を掛けてくれた。
庭に乗り入れて小一時間、お願いしますと話すと、町並みの概要とコースも教えてくれた。
地方都市の温かみを感じたひと時で旅の楽しさを味わえた瞬間です。
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こちらは消防道具の家屋 |
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入場料100円 酒蔵交流館 |
竹原の地酒…酒蔵交流館は藤井酒造の蔵を使った飲み屋で日本酒の美味しさを味わえそうで、ちょっと立ち寄りたくなる処です。
お酒の試飲も可能でおしゃれなお土産物も置いてありました。
中は薄暗く雰囲気としては夜の酒場という感じです。
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大国神社 |
歪んだ家屋は屋根も朽ちて… |
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| 町並みギャラリー…憩いの場 街中の交差点中央にある胡堂(恵比須社) |
道に鎮座する胡堂(恵比須社) 手焼きせんべいの休憩処 酒造用井戸 |
広島は美味しい日本酒でも有名で、若い頃はよく賀茂鶴という銘柄を飲んでいた。 町並みには酒造用井戸もあり、珍しいので覗いていると地元の人がこの上のお寺にも珍しいものがあるよと教えて貰い、石段を登っていく。 表門から入ったと思ったら、境内の感じから脇から入った。 境内から一度出て、表門に行ってみると龍頭山照蓮寺の歴史を知る事が出来た。 |
手水舎と井戸 国重文の銅鐘の案内石柱 |
龍頭山照蓮寺の案内看板と… 龍頭山照蓮寺の総門 |
龍頭山照蓮寺は中世、定林院という禅宗寺院であり、代々小早川氏、子弟の学問所であった。
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高麗鐘はその当時から照蓮寺に伝えられているもので日本にある高麗鐘の中で最古のもの。 これが珍しい銅鐘で朝鮮半島で造られた高麗鐘でガラスケースに陳列されていたので不鮮明ですが撮影。 |
江戸時代、正保3年(1646年)に海岸沿い(現在の本川掘右岸)を干拓し新田開発が行われたが、 土壌に塩分が多く耕作には不適であった。 そこで赤穂から製塩の技術者を招き塩田に転換、慶安3年(1650年)に製塩の開始に成功。 承応元年(1652年)までに塩田は拡大、竹原に大きな富をもたらした。 |
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