■ 隠れスポット竜返しの滝、白糸の滝、青空の浅間山へ ■
軽井沢の見晴台と県境の熊野皇大神社の歴訪後は一路、白糸ハイウェイを通り浅間山に向かう。 道路は一般道の感じだがれっきとした有料道です。 こんな道路で料金獲るの?という感じだがしっかりバイトのお兄ちゃんが徴収している。 草軽交通が運営管理し、東急グループの為、領収書には東急マークがある。 ハイウェイには隠れスポットがある。次の訪問は竜返しの滝です。


クネクネトした山道を走ると左手に舗装の無い駐車場がある。 沼津ナンバーの車両が1台だけある。 車両が駐車してなければ見逃して通過しそうな場所です。 駐車し散策の準備をしてる間に何台もの通過車両があった。 そんなにマニアックなところなの?竜返しの滝と書かれた小道を朝陽の差し込む林道を散策開始。



小川のせせらぎの音と陽光が…


白糸の滝まで4.5qの案内板

現在8時半を過ぎて清流沿いを歩くとせせらぎの音と陽光が射してチョー気持ち良い気分だ。 白糸の滝まで4.5qの案内があり、この先をハイキングで行けると知る。 ただ今日は竜返しの滝だけ往復します。 途中で川の流れをシャッタースピードを1/8秒で撮影、流れの流動感を撮影。 駐車場から10分も歩けば竜返しの滝の看板があった。






先着の同世代の夫婦がいた。 沼津から来た旦那さんは長靴を履いて滝壺近くへ行き、奥さんは岩壁そばで撮影を楽しんでいた。 滝音で私達が来たのが、はじめは判らず撮影に没頭している。 暫くし、私達に気がつき、撮影を譲ってくれたが、旦那さんの没頭ぶりには驚いた。 …朝日の差し込む光が印象に残った。

シャッタースピードを1/8秒で撮影






撮影に満足して古径を戻る。 駐車場に戻り、ほんの数分の走行で見慣れた白糸の滝の駐車場に到着した。 さすがに道路の駐車エリアに多くの車両があり老若男女が訪れていた。 私達もその仲間入り。

白糸の滝前の茶屋

砂利の古径

流れ落ちる滝音が大きい
白糸の滝入口

涼しい…

人工の段瀑

9時過ぎというのに多くの観光客が来ていた。 看板には「緑の樹木が蓄えた、浅間山の地下水が、白糸の滝となってこの景観をつくり休むことなく千曲川に流れて信濃の国土を潤している。」と記されてる。
そもそも白糸の滝の水源は上流に川が存在せず、浅間山山体の地下水が地下構造により離れた場所で湧出している。 そして千曲川の支流のひとつである湯川の源流になっている。 入口に白糸の滝の看板があり、ここは自然遊歩道の中継地点でもあり、滝の反対側には遊歩道への小道が続いていた。 先程の竜返しの滝の古径も自然遊歩道の一部と知った。

浅間山の地下水が…

自然遊歩道への登り口

シャッター速度を色々変えて撮影

人工の段瀑

妻からワァーの声が…

三脚が一役…


白糸の滝は長野県と群馬県を結ぶ白糸ハイランドウェイ沿いにあり、 落差は3m余りだが、幅は70mある。 地下水を源流とする潜流瀑のため、概ね流量は一定で濁らず、天候に左右されることなく、 常に幾条もの白糸のように清水が流れ落ちることから命名されたと云われる。 滝面は湧水を直下させるために、人工的に掘り込んである。 さらに下流にも人工の段瀑がある。 全景が庭園風の佇まいで、人手が加わっているが観光客に人気がある。

三脚を用意してよかった!





記念撮影もぬかりなく…






森林管理署の治山事業の一環として、人工的に修復して現在の滝の景観がある。 山の中の庭園を散策するような感覚で楽しむといい…。 茶屋では岩魚の焼き物や地産の販売があり、観光客の森林浴の休憩処として賑やかでした。
軽井沢見晴台、竜返しの滝、白糸の滝と陽光の差し込む林の中から抜け出て日差しの強い太陽を浴び、 青空の天空と浅間山の山体を楽しみながら浅間白根火山ルート(鬼押ハイウェイ)をドライブする。


峠の茶屋から入り六里ヶ原休憩所に到着したのは9時半です。 晴天の日は浅間山の眺望がよく気持ちが高揚する。 鬼押ハイウェイは全区間で610円。 六里ヶ原休憩所には多くの観光客が続々と到着。


浅間山は長野県の軽井沢町、御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村にまたがる安山岩質の複合火山で、ほぼ円錐型です。 標高2568mで世界でも有数の活火山です。 撮影を楽しみながらも、家族連れやグループから撮影のお手伝いを頼まれ、全景写真や顔をアップした写真など注文が多くて思わず笑ってしまった。 六里ヶ原休憩所前の浅間山麓は背が低い樹木が根付いている。

吾妻郡長野原方面の景観

休憩処の物産店では商品の仕出しで大忙しです。まだ商品も十分に並んでいない。 それでも賑やかなのは、牛乳やソフトクリーム売り場です。子供たちやカップルが行列している。 休憩処は日陰が無いので炎天下の様相、したがって観光客の滞留時間は短い。…私達も出発!

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