■ 野反湖の白砂山のハイキングと湖畔の散策 ■

草津を早朝出発。 朝食はお握りのお弁当パックを…。 日本ロマンチック街道をこの時間帯に走ると草津への通勤者の車両と擦れ違った。 野反湖畔入口に到着したのが午前7時です。 湖畔入口から野反湖展望台兼案内所まで一気に走行した。
8台の車両が駐車しており登山の準備をしている人々に出逢った。 白砂山と記された登山口前に案内板がある。


案内図によるとここから白砂山へハイキングできそうだ! 駐車場端まで移動して野反湖を眺望する。 とりあえずダム堰堤まで行って堰堤から湖畔を眺めてみようと車を移動した。

白砂山登山道の案内

湖畔を眺められる位置へ…
野反湖展望台兼案内所に駐車

湖面が見えない

この先はキャンプ場に向かう道路で、一部車両制限があった。 ここから歩いて狭い下り坂を行くとダムの堰堤の処に出た。 上信越高原国立公園に属し、湖を一周する遊歩道に続いている。

一部車両制限

野反ダム堰堤
狭い道

ダム堰堤からの眺望

群馬、長野、新潟の三県を流れる中津川は、群馬県中之条町六合地区北端で源を発し、秘境、秋山郷を流れ、新潟県津南町で信濃川へ合流する。 その水源に野反湖があり、その北端で水を堰き止めているのが高さ44mのロックフィルダムです。 ダムが完成する以前は湿原で池が点在し、野反池と呼ばれたという。 尾瀬のような湿原を思い浮かべた。

抜群の眺望

釣り人発見…


ダム堰堤から抜群の眺めです。早朝の少しひんやりした空気が美味しく、頭の中がスゥーとクリアになった。 まだ十分に太陽が上がっていないので斜めからの陽光が自然の景観を立体的に見せてくれる。 細長い湖畔の対岸には、バス停終点の野反峠休憩舎がかすかに見えた。

差し込む陽光が湖畔まで

野反ダム堰堤は交互通行
遠方に野反峠休憩舎

池の峠駐車場

野反ダム堰堤は交互通行で、中央部分に融雪パイプが敷かれていた。 堰堤から野反湖展望台兼案内所駐車場に戻ると登山のグループは出発し駐車場は無人でした。 ここから300m程戻って池の峠駐車場に移動。 ここは10台ぐらいの駐車スペースです。 ここから池の峠まで散策して野反湖を俯瞰するつもりで向かったが…。






ハイキング道は間伐材のチップが敷かれ両側が刈り取られていて散策しやすかった。 緩やかに登りが続き振り返ると、こんなに登ったかな?と思うくらい眺めが良くなった。 この時期ならではの緑が目に優しい! 草木が朝露に濡れて足元の裾が知らない間に濡れていた。 途中の休憩処にはベンチもあった。

視界が拓ける

休憩処にはベンチも…



野反湖の眺望






空気が澄んでいるから山々の稜線がハッキリして眺望が良くなった。 池の峠に到着。ここは野反湖展望台兼案内所からも登ってくる交差路でした。 野尻湖キャンプ場も一望できる。ロッジなどもあり夏の避暑地として良いかも知れない! ただ温泉が無いのが難点!

池の峠





途中の休憩処
かすかに浅間山の山容が…





峠から野反湖の全景は撮影できなかった。 そして朝、此処へ来る途中に湖畔へ降りる処があり、湖畔へ向かう。 今の時期はダム湖の水量が少なく湖畔の土が見えている。 先程から気になっていた高原植物の花の映像も撮りたいと思う。 花の名前は判らないがこれから少しずつ覚えていきたい。


野反湖畔の散策は野反湖バス停、野反峠休憩舎に戻る途中のイカイワ駐車場に駐車。
10台位駐車できそうな広さで、この駐車場から湖畔までは一直線でした。 地元の車両が数台あったが釣り人かな? 湖畔に一番近そうで、高低差が少なければそれに越したことはない。 年を取ったなぁ〜!と思うこの頃です。
私達がこれからという時に、湖畔から家族連れが戻ってきた。 子供達は駆け足で軽々と、大人は汗を拭き拭きあがってきた。 賑やかな子供達の声をバックに、私達も花の撮影をしながら降りてゆく。 こういう時は妻が嬉しそう。


イカイワ駐車場

湖畔までは一直線







…現在午前8時半で〜す。 湖畔まで降りると周回遊歩道と交差した。 真っ直ぐに進むと湖畔まで行ける。 遊歩道で撮影した高山植物の花は一部名前が判らない。 周回できる湖畔の遊歩道のベンチで朝食のお握りを食した。 青空を見ながら運動後は美味し〜い! 湖畔はどこを見回してみても人工物が見当たらない。 売店やボート、遊覧船の類が無く、自然がたくさん残っているのが気に入った。

朝露に濡れた笹…今一! ヤナギラン? ハクサンシャジン




遠方に釣り人

湖畔周遊遊歩道

湖面へ…

唯一の人工物…ダムの堰堤

野反峠休憩舎

イカイワ駐車場からバス停の野反峠休憩舎まで戻った。 一旦ここで大休憩、トイレする。 付近を見渡しても日陰はなくロッジは開店準備中、とりあえず建物の蔭へ避難! 現在、午前9時。 いつもなら朝礼で仕事の時間だが、今日はのんびりと休日を楽しむ。









本来ならばここで帰るが最高の天気でこの時間帯。 まだまだ雄大な自然を楽しめる処があると探した。
自然が残る野反湖全景の映像をどうしても欲しい。 標高が1500m以上あり、この天気ならばもう少し登れば、拓けた眺望が!と考えた。 旅から帰り、必ず野反湖はまた行きたいと妻が言う。 それほど自然の印象が良かったのではないか!天気も最高だったからプラスに作用したことは事実。

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