■ 志賀高原 渋峠、熊の湯源泉、木戸池、蓮池へ ■
草津白根レストハウスから292号線を走行。 万座三差路を渋峠方向に進み、山田峠を越えた処で、稜線の両側に素晴らしい景観が展開する。 中央分水嶺地点で前回、訪問時に登った瘤のような山があり、道路脇に10台程の駐車場がある。 私が撮影が終わっても妻が来ないので戻ると同年代の夫婦と談笑していた。 ワゴン車で旅していた人は、私と同じ板橋区の人でした。


料理人の職業を定年した御主人は妻と一緒に車両をキャンピングカーに改造し、長期間の旅を続けていると云う。 御主人の腕前で毎日美味しい食事をしながら各地を観光しているそうです。 自由気ままに時間を使えて北海道にも長期間の旅をしてきたと云う。 企画された観光ルートを回るより、時間に制約されない旅が羨ましい限りです。

上信越高原の眺望

足元にリンドウの花が…
中央分水嶺地点

山田峠
万座山と霞んで見える上信の山々

中央分水嶺地点は横手山方向へドライブする時の眺望スポットです。 天候が良ければ群馬、長野側の遠方から直近まで眺望が素晴しい。 上信越高原の山々の映像を思いっきり撮影。 野反湖方面は日の出直後の為、殆んど霞んでいて視認できない。 場所を変えると草津方面の眺望を堪能できる。 草津白根山と湯釜の眺望は素晴らしい。



万座山



笠岳(2076m)


万座山の稜線

妙高高原が霞んで…

笠岳


湯釜 芳ケ平の湿地帯は逆光…

かつて善光寺から草津まで行きかう旅人で賑わった草津街道は、志賀草津高原ルート、国道292号線と姿を変え、 湯田中渋温泉郷から志賀高原、白根山を抜け草津温泉に至る全長46qの風光明媚な山岳道路として多くの人々に人気です。 長野、群馬県境に接し尾根を走るこのルートは長野側は千曲川から日本海に、群馬側は利根川から太平洋に流れる分水嶺です。 国道では日本最高地点が山田峠と横手山の中間でPAもあり立ち寄った。 最高地点は長野側は尾根が迫り、群馬側は草津白根山が一望できる。

日本国道最高地点の石碑(標高2172m)

長野側


群馬側

2006年10月に訪問した時は紅葉美を堪能し、さらに横手山へリフトで頂上まで上がった。 頂上は残雪があり一気に冷蔵庫に入った感じでした。 そんな思い出話をしながら真夏の渋峠で喫茶休憩、眼下には真夏の眺望が広がる。
次の目的地は熊の湯の源泉地に行ってみたい! …と云う事で熊の湯の温泉街を通過し暫く下ると熊の湯の源泉地があった。 早速、撮影と記念撮影! 全長46qの風光明媚な山岳道路のドライブを楽しみます。


熊の湯の源泉地は硫黄臭の強い石垣で囲まれた源泉から管で引湯してる。 臭いが強いので風の方向を見ながら撮影。 撮影中、後ろでコロコロと音がしてきたので振り向くと小さな神社があり、そに積まれた小石が落ちてきた。 はじめ妻が後ろにいると思ったが誰もいなかったので吃驚した。 お参りして旅を続ける。


熊の湯の源泉地から木戸池、蓮池に向かう。 前言のように2006年、紅葉の時期は白樺の樹木が美しく池面に映えていたのを思い出すが、今回は濃い緑の木戸池、蓮池を期待した。 どんな映像が撮れるだろうか…。

木戸池の畔には木戸池温泉ホテルがある。 大きな駐車場は時間の割には車両が少なかった。 キャンプ場やスキー場もあり一年を通じて楽しめる。 私達は池の畔を散策、緑の映える木戸池は池面にも反射し、この時期ならではの景観でした。 紅葉の映像は2006年の結婚記念日に奥志賀高原へ旅した時に撮影した木戸池です。

 午前8時20分






2006年10月の映像


木戸池の後、次は蓮池の志賀高原自然保護センターの駐車場に入れた。 ここは高天ヶ原へのロープウェイ乗り場もあり、ハイキングの人達や登山の起点になっている。
池の畔を散策しながら撮影。 太陽の位置を考えて左側の道からスタートする。 蓮の花の撮影が出来ると妻もだいぶ期待している。 妻にはズームレンズを装着した。 最初は池面に蓮の葉ばかりで色彩感が無かったが中程に蓮の花が群がっていた。





蓮池と対岸の志賀レークホテル




妻にはカメラを頬につけてピンボケにならないように注意した。 池端に花を見つけて撮影、妻も喜んで連写している。その中の一枚が選択できればよい! 蓮の花にミツバチが飛びまわり、捉えたが花に潜りこんで今一。 小さな蓮池ですが中央付近は木道になり池端が見えなくなった。 多くの同年代の人々と擦れ違ったが全員がカメラを首にぶら下げている。







ミツバチが花弁に…





志賀レークホテルに到着。 この付近は宿泊客の為に池端まで木道が伸びて、多くの同世代の人々で急に賑やかになった。 木道が池端まで伸びて、太陽光が上方から…したがって撮影スポットになり、皆さん、カメラを構えて花の撮影に没頭している。 40枚ほど撮影して満足した。夜パソコンで見るのが楽しみです。 また自宅の大型テレビで見ると圧巻される時がある。


志賀レークホテル側から撮影





池の反対側は細い小道で、やや逆光気味で撮影せず志賀高原自然保護センターの駐車場に戻った。 時間は午前10時、朝、お握りを食べたのに腹が減ってきた。 リフト乗り場内に入るとハイカーや登山の人達向けのレストランや立ち食い店があった。 レストランは準備中、立ち食い店はうどんやお蕎麦、お握りがあり、出来たての暖かいお握りを買い、外の日陰のベンチへ向かった。

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