■ 高天ヶ原のせせらぎ遊歩道、琵琶池、丸池から横手山へ ■

志賀高原自然保護センターから高天ヶ原へ志賀高原ロープウェイで行ける。 私達は蓮池交差点を奥志賀方面へ走り、トンネルを2つ抜けると高天ヶ原地区に到着した。
志賀高原のトレッキングコースは上信越国立公園の中心に位置する志賀高原の自然の宝庫です。 家族連れが楽しめるトレッキングコースから本格的登山コースまで多彩なコースがある。 四季折々に咲き乱れる美しい花々を今回は楽しんだ。


せせらぎコースは川のせせらぎを聞きながら、花々の咲き乱れる木道を行くと案内にはあったが、今回は水量が少なかった。 高天ヶ原のバス停から一ノ瀬寮前バス停までの1.3qの木道の散策路。 途中にいくつもの湿原があり、四季を通じて湿性植物の花々が咲き乱れる様子を楽しむことができる。 所要時間が約1時間と聞いたので、私達には丁度良いコースでした。














山岳は天候の変化が激しいと云うが、ここにきて雲間が多くなり陽が射さなくなった。 どんよりとした天候になり映像にコントラストが無くなった。 木道にはクマに注意の看板があり、鈴を持たないから意識して妻と大きな声を掛けながらハイキングした。 写真では見えにくいが、木道の足元には小さな花々が咲き誇っていた。










高天ヶ原のせせらぎ遊歩道で見つけた花。 トンボの撮影に夢中になって終わって気がついたら妻がいない!…付近を探したが見当たらない! 駐車場に戻る途中の歩道橋の陰で休んでいた。急に疲れを感じたようで、水分を補給して暫く休憩。 温泉でも入ろうか、という事で近くの発哺温泉に向かった。

撮影した花々






























志賀高原ロープウェイの終点、発哺温泉駅から徒歩2分の所に発哺(ぽっぽ)温泉の薬師の湯というホテルがある。 名前から見て日帰り入浴施設と思ったらホテルでした。料金は800円です。 発哺温泉は岩盤から噴出する高温の蒸気をを罐(釜)に集め、山の湧き水を罐に入れ、 お湯にして取り出して温泉にするという大変珍しい蒸気温泉です。(WEB再編集中に廃業を確認)

志賀高原ロープウェイ 薬師の湯

日帰り温泉を堪能し休憩後に蓮池交差点に戻る。 次の目的地は琵琶池です。 夏の日差しが強く照りつけ、気温が上昇してきた。 車の外気温が32度を表示していた。朝は18度だったので一気に上昇した。 それでも日陰の処は結構涼しく、油断せず体調を見て旅を続ける。
2006年秋の訪問時は琵琶池を1時間かけて周遊したが、湖畔入口で、あまりにも暑いので散策は中止。 現在11時50分、お昼に近いが、先程お握りを食したので少しずらした。

琵琶池入口
   琵琶池


琵琶池の駐車場は結構広く駐車場に沿って一池がある。 琵琶池の隣にあり散策道もあり撮影に出かけた。 この時間になると、もう帰ろうか…疲れを感じるようになった。 妻も同じように感じた様でした。日差しが強く体調を考えて、一池と丸池だけ寄って草津に戻る事にした。 2006年秋の時は、丸池を20分位で周遊した事を思い出した。 琵琶池、丸池は道路を挟んであり、丸池から流れ出た川が琵琶池に注ぐ。

自然が残る一池

丸池

自然が残る丸池
一池



志賀高原を後にして横手山まで山岳道路を登って行く。 途中のカーブ地点で路肩から外れて、マウンテンバイクを解体修理している旅人を視認した。 この登坂を走破するのは相当意志が強くないと出来ないなぁ!と思った。 横手山ドライブインに到着!ここで大休憩。 身体が空腹より水分を求めている。 お店でアイスクリームを食べて、冷たい飲料を補給。ベンチで足腰をほぐして、一段落して横手山のリフトに行くと3割程度のお客さんです。 2006年秋に、このリフトに乗ったので付近を散策した。



笠岳



横手山ドライブインからの眺望


横手山ドライブインの直下には、先程走ってきた山岳道路が見え隠れする北信濃の山々が俯瞰できる。 また分水嶺では、直下に切り落とした絶壁を見れる。 峡谷がV字形に深く抉れている素晴らしい眺望です。 四季によって変化する景観が楽しめる。 横手山ドライブインの食堂には県境線があり、某テレビの「ナニコレ 珍百景」で放送された。 この県境、軽井沢から続いている。

横手山ドライブインの直下の眺望

食堂には県境線
横手山ドライブイン

渋峠の指標

午後1時半に出発し、山田峠の処に道路の拡幅帯があり臨時停車。 「白根山の湯釜火口で噴火活動をしている状況で立ち止らないで下さい。」の標識がある道路の空き地です。 草津白根山を撮影してるとマウンテンバイクを修理し登ってきた人と出逢った。 私が「修理は完了しましたか?」と聞くと、 吃驚したような顔で「いゃー、どうなるかと思って必死に修理しました。」と話し、今回は新潟方面から群馬を目指していると聞いた。 私は修理している姿を見た時に感じた事の話をしたら笑顔満面で「お互いに同年代として、何かを求めてみたい!」と言われた。 その精神力と目的意識に感動したひと時です。

山田峠 拡幅帯で… 長野側 草津白根山

ここでマウンテンバイクの人と別れた。後ろから来た観光バスが合図して、ゆっくりと追い越していく。…旅っていいなぁ! この後、草津に戻り、ヴィレッジに駐車し大滝の湯に出かけた。夕食まで此処でノンビリと過ごしビールが美味しかった!

inserted by FC2 system