■ 紅葉の進む苗名滝ハイキング ■

週末が近くになりメディアで紅葉を知ると、ついつい旅の計画に…。 という訳で金曜日仕事から帰ってから準備に取り掛かります。 夜半9時半に家を出発し練馬ICから関越道へ、上越道に入ると交通量はめっきり減った。 夜間走行も走行モードをAUTOにセットし定速走行で燃費アップする。 先日の志賀高原の紅葉が消化不良になったので今回のプランになった。


上越道の黒姫野尻湖PAに到着したのが夜中の1時、ここで仮眠します。 早朝6時前に起床し、PAを出発し7時に苗名滝の駐車場に到着した! 駐車場には既に先着がいた。

妙高高原ICで日の出…

苗名滝の駐車場


ハイキングシューズに履き替え、少し寒いので防寒の用意もして出発。 駐車場前に聳える砂防ダムからは土色の本流が豪快に流れ落ち、水量が多く、滝の鑑賞が楽しみに…。 砂防ダムの吊橋から上流、下流の景観を撮影。しっかりとした橋の割には結構揺れて妻はこのゆれが苦手のよう。 紅葉にはまだ不十分でもう少し時期が遅いほうがいいかな?吊橋を渡ると木造の階段で一気に上に上がる。

砂防ダム





木造の階段で一気に上に
砂防ダム前の吊橋





上流の景観

木造の階段を過ぎると、いつもの山道でハイキングシューズに履き替えて良かったです。 空気が澄んでいるので紅葉の鮮やかさが引き立ちます。 ここで先着のグループと出会いました。もう次の目的地に移動すると話していました。年配の方々で元気一杯でした。 暫く進むと吊橋越に苗名滝が視認でき、この景観も気に入ったので撮影します。(大きな石に登って撮影)

関川の対岸



遠方に滝がチラッと…

対岸の上方

遠くに吊り橋が…

小林一茶の句が刻まれている

大きな石上から望遠で撮影

苗名滝は新潟県妙高市の関川上流に位置し、4連の滝が連なり、この滝が4連目で日本の滝百選に入っている。 高さ55mで柱状節理をもつ玄武岩の断層の滝口から豪快に流れ落ち、大地の息吹きを感じる。

紅葉も終わり頃より、その前のほうが美しさが映える。 大きなぽっかりと空いた柱状節理の玄武岩の断層口から豪快に流れる滝にびっくり! 一目で気に入った。 吊り橋上からの撮影では一人になって、揺れが収まってからの撮影で1/20秒前後で何枚か撮影。










吊橋を渡って滝口に行こうとしたが、ここで行き止まり。 奥へ行くには川へ落ちる危険があるため中止。 (西沢渓谷の落下事故を思い出した。救急車のお世話にはなりたくない!) …と言いながら吊橋の反対側へ移動したら…この先滝壺への道はありません。の看板を見て諦めがついた。 記念撮影して駐車場へ…。






駐車場に戻る頃は身体も温かくなった。 ハイキングシューズから運動靴へ履き替え、普段着に着替えてトイレタイムや喫煙で小休憩。 暫くすると観光客の車が続々と到着! 苗名滝の道路は、すれ違いが難しいので混雑しないうちに池の平、いもり池に向かう。

苗名滝から妙高高原ビジターセンターに移動する途中で美しい妙高の山容が秋の空に映えている。 早速、路肩に停車して撮影開始! 妙高の山容は見る方向でいろいろな形に変化するから楽しい。





蕎麦畑…もうすぐ収穫




いもり池のそばに妙高高原ビジターセンターがあり、広い駐車場で朝食を…。 現在8時半!家から持参したお握りとお味噌汁で身体が温まった。

妙高高原ビジターセンターは公園の自然について分かりやすく展示解説するとともに、自然保護を図るための施設です。 動植物や地形、地質などの自然に関する知識、その地域の文化や歴史についても理解できるよう、写真パネル、標本、 地形模型、ビデオなどにより分かりやすく展示解説している。

中部北陸自然歩道のコース案内

妙高高原ビジターセンター
白樺遊歩道への道

いもり池の案内

朝食後にカメラバックを準備していもり池の散策へ出発! すでに多くの観光客があちこちに駐車していもり池に向かっている。 年配の観光客が多く、池面に映る妙高山の山容に講釈をつけながらグループの人に話していた。 きっと前にも来て観光知識があるよう。 それほど大きな池ではないので10分もあれば一周できそう。 この時間帯はお店がオープン前だからほとんどがカメラと三脚を担いだ撮影マニアです。










太陽の位置を考えて左回りで散策、撮影を開始。 池面に妙高山が映る構図を変えながら撮影。 天気は良いし、朝方の時間は清々しく、いもり池は少しずつ活気が出てきた。 家族連れ、グループやカップルと多くの人々が増えてきた。










コーヒーショップの店舗前は妙高山といもり池が観賞できるように椅子がセッティングされていて、 撮影していたら元カメラマンに良いカメラだねと話しかけられ(私は一クラス上のレンズが欲しい!)、 しばし妙高山の撮影ポイントについて教えて貰った。 映像に石垣や桟橋を入れたり構図を考えるのが楽しい。 いもり池を一回りして、今日一番の映像です。 時間の経過とともに雲間から山頂が見えた時を撮影。 この後、雲が山頂に。残念!







いもり池の反対側を撮影したら逆光で今一ですが、周囲はこんな感じで自然を楽しめる。 散策するうちに黒姫山もハッキリと視認できた。 いもり池を周遊して一度白樺コースに入ったが見通しが良くないので再び池に戻った。





黒姫山

池面の蓮の葉とススキの穂そして紅葉




妙高山

初めて訪れたいもり池の感想は天候も味方してほぼ満足のできる観光と撮影が出来た。 妻も大喜びで眠い目をこすってお握りを作った甲斐があったと喜んだ。 紅葉の始まった時期が実感でき散策して気持ちい〜!
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