■ 紅葉の笹ヶ峰牧場とキャンプ場、乙見湖ハイキング ■

いもり池から戻って妙高高原ビジターセンターの案内所に行き、紅葉の場所を教えて貰った。 再び、苗名滝方向に向かうが、妙高高原は結構広い地域で、今回は杉野沢地域と池の平地域に絞って観光する。 以前、妙高駅付近の関川共同浴場や関川の関所を観光した。


という訳で苗名滝を通り過ぎて笹ヶ峰地域に向かう。 ここは妙高戸隠連山国立公園にあり戸隠連山の北側に位置する。 笹ヶ峰放牧場に到着し山道を登るにつれて紅葉が濃くなる。

笹ヶ峰

笹ヶ峰牧場前の案内板

牧場と周辺案内図

駐車所付近


笹ヶ峰放牧場は標高1300mの笹ヶ峰牧場は、妙高山、火打山、焼山、黒姫山など2000m級の越える山々に囲まれ、なだらかなスロープが美しくのどかです。 遊歩道も整備され、夏前になると放牧が始まり、牧場のあちこちで牛がのんびりと草を食す姿が見れる。 木々が美しく紅葉する秋まで牛が放牧され、悠々と牧草を食べる様子は時間を忘れ、ゆったりとした気持ちになる。














牛たちもノンビリしている。 妻が大きな声で声を掛けたら牛たちが逃げてしまった。(笑い!) 笹ヶ峰放牧場の隣には妙高山麓県民の森があり、広大な敷地が広がっている。 笹ヶ峰グリーンハウスはこの中央に位置し駐車場もあり、ここを起点にハイキングを楽しめる。 観光案内図で放牧場の奥にもキャンプ場があり紅葉の撮影に向かう。 途中、広大な笹ヶ峰放牧場の反対側は山が迫り紅葉の景観が素晴らしい!

広大な笹ヶ峰放牧場



笹ヶ峰キャンプ場の紅葉

笹ヶ峰キャンプ場にはオートキャンプ場もあり、周辺の山々の起点でもあり、遊歩道も整備されてアウトドアも楽しめる。 この時期は周りの景観が紅葉一色で鮮やかな色彩を楽しめた。 現在10時半ですが、ここを昼食の場所に決めた。 周りの紅葉を見ながらの食事が楽しみに…。 キャンプ場の隣には休暇村もありそちらの駐車場は登山口のルートとなって車は満車でした。 多くのハイカーが黒沢岳、天狗の庭方面へ行っている。






私達は昼食の前に乙見湖へハイキングする。 乙見湖は関川上流にある灌漑用の農水ダムで湖面に映える紅葉を楽しみにでかける。

片道約1kmちょっとの距離で往復して丁度良い距離です。 シューズも履き替え準備万端で出発した。 乙見湖のダムは笹ヶ峰ダムと云いこちらへは直接車でいけるが、あえてハイキングを選択した。

笹ヶ峰キャンプ場から乙見湖までハイキングコースに入る。 キャンプ場内のベンチで老夫婦が休んでいるのでこんにちは!と声を掛けると元気が無かった。 理由を尋ねると奥様が膝が痛くなったという事。 ハイキングに夫婦で来てバスを降りてから急に痛みがあり、折角来たけれど、次のバスで帰るそうです。 残念そうな顔が脳裏に残った。

乙見湖方面はなだらかな下り坂で気持ちの良いハイキング。 途中に面白い樹木があったので撮影。 標識には乙見湖まで1q。 小道は下り坂がダラダラと続く道で、降雨時の流れた後と一緒に下って行く。 帰路は登坂になると妻に念を押した。







面白い形の樹木と樹木の花






熊に出会わないように途中で枝木を拾い騒がしく歩く。 こうみえても二人とも怖がりだから、鈴の付いた杖を持ってくれば良かったと後悔した。 往路は一組の夫婦に逢ったきりで周囲はひっそりと静かです。 石が多く足首を捻挫しないように注意して歩くが周りを林に囲まれたトンネルのような散策路です。 急に小道が開けて目の前に乙見湖前の広場に出た。



ダム管理事務所前の広場


乙見湖を見て愕然としたのは、湖面が無い! 乙見湖前も散策路がありダムの堰堤まで続いている。 堰堤の先は更に登山路になっていた。 今までいろいろなダム湖や湖を見てきましたが、湖底がはっきりと見たのは驚きだった。 湖底は川のように底は縞のように遠くまで続いている。 聞くところによると農業用水で放流したと聞いた。 春の時期が湖面の水位が高いという。 本来ならば湖面に映る紅葉を期待したが、対岸には紅葉の帯が続いている。







対岸の紅葉の帯






堰堤の先は更に登山路

期待はずれでキャンプ場に戻るたが、復路は多くのハイカーにも出逢い、安心して戻れた。 キャンプ場に11時過ぎに戻り、芝生にシートを敷き、持参したお弁当をひろげる。 妻は椅子に座ったが私はシートにゴロンと横になり青空を見たり、食事だけでなくリラックスタイムを味わった。 今日の予定も終了して、この後は温泉を楽しむ。…という訳で近くの杉野沢温泉の苗名の湯へ向かった。


杉野沢温泉の苗名の湯

信濃町へ向かう途中で野尻湖が…
杉野沢温泉の苗名の湯はスキー客や集落の温泉施設で杉野沢中心部にあり、 敷地内に民俗資料館や蕎麦処などがあり杉の里と云われる。 デジカメの映像の保存を済ませた後は、夕方まで温泉を楽しんだ。 苗名の湯の詳細は「日帰り温泉」に掲載。
inserted by FC2 system