■ 戸隠の鏡池で紅葉を満喫! ■

杉野沢温泉で身体を癒した後は前回宿泊した民宿へ向かう。 その途中でお目当てのお蕎麦屋さんへ寄った。 初めて訪れた時の記憶では「店内のお水を持って行かないで下さい」の表示でした。 そして注文してからなかなか出てこなかったので、聞くと今そばを切っているのでもう暫くお待ち下さいの返事でした。 出来上がった蕎麦は山形で食した感じと似て非常に美味しく、以後、この地へ来る時は此処へ寄るようになった。


地産の食事を楽しみ、翌日は早朝に出発し、お目当ての戸隠山の鏡池に向かった。 戸隠神社奥社の駐車場に到着したのが朝7時。駐車場はほぼ満車。 鏡池は8時を過ぎると通行がシャトルバス専用になる。 私達は戸隠神社奥社駐車場から戸隠植物園経由で向かう。 駐車場から鏡池まで約3qの道程を薄暗い林の中を歩く。 妻は早朝からハイキングなんて…と、ブツブツ言われたが、駐車場の状態を見れば多くの人達が戸隠奥社や植物園に居るはず。 そして植物園を抜ける頃になると朝日が林の中に差し込んできて、明るさが増してきた。









小川は澄んで綺麗

小川から離れ高所を登ると眼前に鏡池が眺望でる。 サァ!期待したとおりの景観です。 妻は一気に喜びの笑顔に…さっきまでの膨れ面がどこへいった。 この景観を見てから妻は私のそばを離れて自由行動になった。 構図や撮影テーマを自分で探して思い思いに映像を撮る。







林を抜けた眺望






シャッターを押すのを忘れてこの目に焼き付けようと暫く佇んでいた時、妻のデジカメのレンズを標準ズームから望遠ズームに換えて再び自由行動に…。 自宅で妻の映像の鑑賞も一つの楽しみに。 それでも最高の時期に訪れる事ができた。 周囲には多くのカメラマニアが撮影、さながら撮影大会のよう。 湖畔から離れても紅葉が美しく映えている。














鏡池のポイントは池面の中央奥にある枯れ木がポイントでここを中心に撮影。 無風状態の為、池面が名前の通り鏡のようで紅葉が美しく反射している。 誰でも条件が合えばこの様な景観を見る事が出来ます。 鏡池の周辺は西岳を中心に戸隠山、九頭龍山が見え、妙高山を中心に新潟、長野の県境に連山を形成している。 昨日は戸隠連山の向う側にいた。














午前8時を過ぎた頃、鏡池周辺の道路では一般車両は移動して下さいとの放送があった。 8時以降は戸隠下社、中社、奥社の間をシャトルバスが運行する。 バス停の処で係員に聞くと8時半過ぎには鏡池から奥社へ向かうという。 妻に帰りはハイキングでなくシャトルバスだよ!と話したら喜色満面になった。 (前回訪問時は中社に駐車して奥社へ、そして奥宮までほぼ登山に近い登りをして、帰りには植物園を通過して鏡池まで、 最後は中社まで歩きっぱなしで10q以上歩いた感じでプランが悪いと叱られた思い出がある。)










周辺の山々にもカメラを向けてみた。 鏡池のバス停で係員と雑談していたら老年の団体と老夫婦が多いと言われた。(私達も老夫婦に数えられているかも!) バス停のそばにあるレストランに従業員の車が来て開店準備を始めた。 コーヒーを飲んで駐車場に戻りたいが戸隠を10時過ぎには出発する予定だったので断念!

雲海が薄く戸隠連山の山々を望遠撮影。 鏡池からの西岳には薄雲がかかり荒々しい感じが撮影できた。 そのうちにバスが到着!最後の一枚を撮影して鏡池を後にした。














バスからはこれから観光するお客が下車しバスは空っぽに。 シャトルバスは帰路のお客を乗せて戸隠奥社まで直行した。

奥社駐車場は満車で警備員が忙しそうに整理している。 私達はここで普段着に着替え休憩してから東京に戻る。 上越道の信濃町ICへ走ると、戸隠に向かって車両が先を争うように数珠繋ぎです。

旅は無理のない計画が私たちの基本! 9時過ぎに戸隠奥社から信濃町ICへ、上越道は軽井沢を過ぎると車も少なくなり、関越道を経由して午後1時に自宅に戻った。
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