■ 国指定名勝 旧古河庭園 ■

洋館はジョサイア・コンドルの作で、大正6年5月に竣工した。 煉瓦造、外壁は真鶴産の新小松石(安山岩)の野面積で覆われ、屋根は天然スレート葺き、地上2階、地下1階です。
薔薇園から林の中を通り抜けて、低地に配された日本庭園に向かう。 ここは心字池を中心に、周囲が渓谷の様になって、舟着石、雪見灯籠、枯滝、茶室、見晴台等がある。 ここで見れる洋館は日本庭園とは深い林に遮られて、別の園地に来たように感じた。


林の中をくぐるような感じで目の前に池の景観が出現した。 低地でしかも林に囲まれているから陽光の明暗がハッキリして撮影条件は悪い! 撮影モードを変更して撮影するが発色はあまり良いとはいえない。

洋館

雪見灯籠

日陰は色彩感が無いし…
舟着石

心字池

濡鷺灯籠

本格的な紅葉は来週か、再来週になるでしょう!
映像の手前をシルエットにし、その先の遠景をくっきりと撮したいが、…あくまで自己満足です! 日陰の位置から気に入った陽光のあたる構図を探し求めたが…、中途半端…!










午後になり、低地に射し込む陽光の強弱がはっきりして撮影が難しくなった。 遠近感も強調したかったがうまく表現できない。 まだまだ撮影技術が上達しない感がある。










若い家族連れやカップルが多く目立ち、子供達と一緒に薔薇の観賞や撮影が目当てのようだ。 こちらは有料の茶室ですが京風の庭門で仕切られた茶室は春と秋だけ、茶席利用の方だけ入れる。 茶室の周囲の小道を散策して再び池の畔に…、陽光は逆光で撮影には不向きだ。

奥の院灯籠

茶室

渓谷路
舟着石

茶室

渓谷路

ここから洋館の方へ向かうと見晴台があり、ここは見晴しが良く薔薇庭園の状態が良く判る。 見晴台からは下方の日本庭園も見下ろせ、また洋風庭園も景観が良く休憩処としても最高でした。 気がついたら妻は知らない人と笑って会話していた。 再び洋館の撮影と美しい花壇の撮影をして…東京にも、いいとこあるじゃん!の感覚で今日の東京散策は終了!

見晴台








旧古河庭園を出たのが3時、日曜日の都心は交通渋滞が少なく、30分もあれば自宅へ到着。 チャンスがあれば他の候補地にも行きたい。

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