◆福山城の本丸を散策◆  福山城の展望室からは市内四方が見渡せるが二の丸、三の丸、内堀などは規模、形状は全く異なっており、美術館、歴史博物館、駅前マンション、JR福山駅などの工事により本来の遺構を破壊した可能性も指摘されている。

外縁にでて四方を撮影しました。天候も良く遠方が見渡せますが、日の出方向は逆光で写りはよくありません。
南側…JR福山駅が目の前にあります。


南西方向…JRが市内を横切っています。

ホーリーザイオンズパークセント・ヴァレンタインは大聖堂の結婚式場です。ヨーロッパ調の美しい建物が目を引きました。
舌を噛みそうな名称ですが、その時は何も判らず撮影し、帰ってから調べた次第です。

新幹線の下にJR福塩線の車両が走っていました。


ホーリーザイオンズパークセント・ヴァレンタイン

こうして周囲を見渡すと周辺は立派な美術館や歴史博物館ほか多くの…館が建てられていて歴史を感じる雰囲気はあまりなく、立派な文化都市景観でした。
美術館


本丸の正門の筋鉄御門(国重要文化財)

城址が博物館の名称を持っているので、この一帯が公園という感じです。高校生の朝のランニングの練習や親子連れの散歩など公園内は早朝から多くの人々で賑わっていました。
山陽本線の特急電車


移動されて復元した本丸の礎石

この時間帯の福山城博物館内は人出は少なくポッポッという感じで、しかも朝方の9時の時間帯に訪れる人はどう見ても観光客に見えなかった。
広島方面の景観です。


北方向の景観

 
北西方向の景観です。


福寿会館…後程この庭園を紹介します。

天守展望台の周りはこんな感じで史実のお城とは若干造りが異なっていますが雰囲気は十分でした。





天守の四方を回って一番の美しさを見せてくれたのは、この大銀杏の紅葉です。…とにかく色彩の鮮やかさは素晴しく一番の時期に来たようで納得しました。
錦秋の鮮やかさを見せる大銀杏


1階出入口に本丸の模型がありました。

本来の出入口はここではなく付櫓と繋がっており、更に本丸を囲むように伏見櫓、正門の筋鉄御門と周囲を多門櫓で繋がっていて、当時の城郭は非常に大型の複合天守だったそうです。





出入口両側の天守石垣も美しい景観を見せてくれます。






館内から出ると風も無く寒さも感じない最高の天気で気持ちがいい!
これから本丸内を一回りしてみます。




黄金水…唯一現存する井戸で、屋根が付けられ蓋がされていました。

このように石垣も積みなおされて、昔を思い起こさせる景観に仕上がっていました。





鐘櫓は1979年に修理、復興されたもので、どこまでが本来の構造か正確にわからなくなっているそうです。
鐘櫓


伏見櫓から正門の方を見てみました。

築城当初から城主の居館があり、本丸御殿は公的な表向と私的な奥向から構成され、御湯殿とも繋がっていたようです。
本丸御殿表向跡


伏見櫓(国重要文化財)

   本丸御殿表向礎石…本丸南側に御殿の礎石が部分的に残されていました。芝生と石畳で整備されているが
   整備状況は悪く礎石の並びを体系的に把握するのは難しいようです。

筋鉄御門…
本丸の正門に位置する櫓門で、筋鉄の名の通り、1階の扉や門柱に筋状の鉄板が打ち付けられていました。2階の門櫓には白漆喰総塗籠の柱に長押形が施され隣接する伏見櫓とよく合います。

姿、形が気に入った筋鉄御門


筋鉄御門(国重要文化財)

   伏見櫓は秀吉の伏見城からの移築とする説明であったが、豊臣時代の伏見城は関ヶ原の戦いの前哨戦において
   大部分が焼失しているはずで、徳川時代に再建された伏見櫓であった可能性が高いと思いました。

国の重要文化財に指定されていて筋鉄御門の内部は入れませんでした。
筋鉄御門(国重要文化財)


御湯殿

御湯殿は大正時代から呼ばれていたが、江戸時代には本丸内の別の場所にあり、現在の建物は再建して呼称を御湯殿とした為、勘違いしやすい。



御湯殿前から見る天守

歴史観はあまり感じないが景観は美しく市民の憩いの場としては申し分ないのではないか。





本丸広場の公園は広く、様々な角度から天守を撮影して楽しみました。





月見櫓…現在のものは戦災で焼失後再建されたもので、江戸時代の古い写真とは形や造りが異なっています。
本丸中央の石庭


月見櫓(復興)

鏡櫓…本丸の東側にあり御殿の倉庫としてあったが、現在のものは月見櫓と同様だそうです。
月見櫓(復興)


鏡櫓(復興)

本丸内の史跡巡りも終わり、本丸の大手門から一度二の丸、三の丸と外側の見学に行きます。と云っても外側はJR福山駅が迫っていて、目の前を新幹線や在来線が通過しています。城郭の見れる範囲まで下に向かっていこうと思います。
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