■ 戦場ヶ原 赤松、光徳、湯滝、湯の湖雪まつり ■

午後2時、今日は快晴で青空が色濃く映像も美しく撮れたのではないかと思う。 東照宮からスタートして此処まで来た。気温が一気に冷え込み、午前中の寒さが温かく感じるくらいです。

この山荘と男体山の景観が好きで戦場ヶ原に来る度に撮影している。 今回はこの赤松エリアの遊歩道に足を踏み入れてみたい。途中までですが雪景色の戦場ヶ原の映像を求めて雪道を進む。


青空がモノクロの映像を生かしてくれる。途中で5、6人のカメラマニアが大型の三脚に、大型の超望遠で何かを狙っているグループを見かけた。 野鳥の撮影?妻がレンズの方向にカメラを向けてパチリ!邪魔をしないように雪中行軍を再開! …いつか湯滝までハイキングする遊歩道を、今回、途中まで歩いてみた。

赤松エリアを散策 お気に入りの映像

これは妻が撮影!

少し歩いた

奥行きのある戦場ヶ原の映像


光徳エリア…戦場ヶ原から途中、脇道に入る。ここからは積雪道になり、スローダウンして光徳牧場に到着。 冬季、この先は通行止。目的は光徳沼の雪景色の撮影。長靴に履き替え防寒をして出発した。
光徳牧場で積雪の中、子供達のスキーの教習会が行われている。周りに親が付き添っている。 牧場で基本的な歩き方の練習をして教官を先頭に一列になって一周してる。 その後、牧場を出て光徳沼を歩く練習に入った。その光景が微笑ましく映像として残した。

光徳エリアを散策




私達も牧場に沿って、光徳沼に向かう。スノーシューが無いから柔らかい雪の処は、膝が隠れるくらいまで潜る。 スノーシューの跡がある処をゆっくりと景色を楽しみながら歩いた。 それでも景色に見惚れてるとズボォ!片足だけなら抜けやすいが、ズボォ!ズボォ!の連続で両足まで潜るとなかなか出れない。 妻と二人で泣き笑いで奮闘しながら、やっと光徳沼畔まで到着した。






光徳沼の周辺はスノーシューやスキー跡である程度、固まり、長靴でも容易に歩けた。 沼は雪がふんわりと被り、自然の景観を大いに楽しめる。残念ながら日差しが陰り雪の柔らかさがうまく映像に残せない。
光徳沼の案内板の処から駐車場まで遠回りだが、雪が固められて歩きやすく、途中までスキーの子供達と一緒に歩く。 駐車場に戻り、長靴のまま車で湯滝展望台に向かった。


湯滝滝見台…湯滝滝見台の駐車場へは国道から下り道。チェーン規制の看板があった。 本来は有料駐車場ですが、冬季は開放している。下にゆくと10台以上の車両が駐車。 ここから長靴のまま茶屋がある処まで歩いていく。 行き交う人達はスノーシューを担いで戦場ヶ原方向から戻ってきた人やカメラマニアか…


湯滝の撮影に滝見台へ向かった。閉鎖されていると思った茶屋は店内を温かくして旅人を待っている。 湯滝の撮影は混雑無く三脚を使用してじっくり撮影。1/30秒前後で流れの躍動感を狙ったが…。 湯滝全景の映像で中央下部に岩が露出している、この岩が不動像に見える、と案内板に記されている。





湯の湖…湯滝駐車場からスタックしないよう慎重に運転して国道に戻った。 1分も走らずに湯の湖畔の駐車場へ…、空きがなく暫く待って駐車。 車から出たら、ワァー!強風がまともに吹きつけ歩きにくい状態。 湖畔では特殊救難隊が救助活動の訓練をしていた。 湖面の中央で、水温や氷の厚さを調査したり、様々な訓練を実施していた。

特殊救難隊が救助活動の訓練

特殊救難隊が救助活動の訓練


氷結した面白い映像を期待したが、強風でおまけに気温が相当下がってきた。 顔が痛く、日差しも低くなり期待した映像は断念。午後3時半になり、そろそろ宿の温泉が恋しくなった。 今夜は、湯の湖の雪まつりにも撮影に出かけるので、あまり欲張ると身体が持たないと思い、 夕闇の迫る湯の湖を撮影し、この辺で撮影紀行は終了。 そして宿に行き、温泉三昧で身体を癒したい。


3年前に来た時は時期を逸したので残念に思ったが、今回は雪まつり初日に見学できます。 大いに楽しみにしていたので、ホテルの夕食も早々に予約し、防寒と長靴も準備し夜半の雪まつりを楽しみにしている。
午後3時過ぎにホテルに到着し、まずは馴染みのTさんを探した。 従業員に聞いてみると、昨年の11月に退職した。とのことでした。 非常に残念に思いながら一種の放心状態でした。Tさんは「いい旅夢気分」にも出演していたんですょ!

ホテルロビー

食事処へ
和室部屋

食事処

通路の床暖房の温かみが快適。 露天風呂に浸かりTさんとの会話を思い出した。お風呂場ではお客の子供達がスパの気分で大はしゃぎ! 風呂桶は壊すし早々と退散。後でゆっくりと秘湯の気分で温泉を楽しみたい。 子供の行動は親の鏡と聞くけれど、躾の出来ない可哀想な親も…

夕食前にビールを楽しみ、夕食前に酔っぱらった。心地よい気分で夕食を戴いた。 そして冷蔵庫にビールの追加を頼んだ。 夕食後は雪まつりの撮影に出かける。会場は宿から徒歩で5分位の処にある。 長靴を履いて三脚担いで意気揚々と出かけた。ビールの酔いも醒めてきた。









雪まつり会場へ
予定の8時に会場に到着。多くの老若男女が訪れていた。家族連れ、カップルと、どの顔も寒い中でも楽しそうです。 普段見れない景観をこの時期に堪能します。 撮影は三脚を使用した!
記念撮影 防寒対策バッチリ!





遠くに会場から人々の声が…






8時半を過ぎ会場のライトアップの明りが消灯した。 持参したプリントを見たら消灯については時間が書いてない。 以後の撮影はこんな感じになった。
雪で造られた塔




9時近くになると観光客の数もまばらになった。雪で造られた灯篭もいくつか消えていた。 会場の観光案内所では温かい飲み物が用意してあり、皆さんそちらのほうへ向かった。
鎌倉の中は人が賑わう!




会場の高い位置にカメラを持った人々が賑わっていた。高い位置で雪あかりの会場を見渡せる。 私も撮影に!結構良い写真があったが、歩いている人の姿が透明人間のように 映り、気持ち悪いので削除した。
雪あかりの会場のライトアップが消灯し気が付いたら夜空には星が輝いている。 それではと三脚を立て上空をバブル撮影を試みた。 一枚の撮影時間が約30秒から40秒で…。

満天とはいかないが、星空を…

もう一方の会場出口ではカップルが記念撮影


午後9時を過ぎ寒さが身に沁みて帰り時かな?帰路は積雪した道をトボトボと宿に戻った。 長靴を用意していたので足元は温かく宿に戻って湯元温泉の源泉を楽しもう! 露天は雪原の中にいるような情緒がある。ビールも飲み直し…旨い!

宿では朝食の前後で温泉を堪能。身体に硫黄臭が沁みつきそう。宿を9時半に出発し、湯の湖畔の 駐車場に入れる。これから湖畔を撮影と散策を楽しみます。 湖畔はどこまでが湖面か解らないが足跡がある処を長靴で歩く。 雪を被ったボート、遠くまで透き通った青空と山々、白樺の樹どれも美しく雪原によく合う。

宿の離れのお風呂から撮影した樹林



湖畔を散策中に撮影した落ちそうな雪




スノーシューを付けた観光客も雪道を楽しんでいる。私達も調子に乗って雪道散策…、いきなりズボッと膝まで雪の中 に入ってしまった。「お父さ〜ん!」普段は気が強い妻も、この時はお父さん頼みです。重い身体を引っ張り上げた。 助けて貰ったお礼の言葉は「こんな処に連れてくるから!」
湖畔の駐車場から湯滝口に移動した。何故かカモが雪上に…、観光客が周囲に群がり撮影をしていても一向に 驚くことなく平然としていた。







現在11時、途中、戦場ヶ原の三本松エリアで温かいコーヒーを飲んで神橋を散策しようと、イロハ坂を下りると天候が変り、今にも雨が降りそうな状況で、このまま自宅に戻ることにした。

早めの東北道はガラガラで105kmの速度をセットして浦和ICまで、お昼過ぎに和光ICに到着し、ガソリンを満タンにした。 この後、次男が新居を購入したので見ようと急遽、息子に電話し住所を確認し、ナビに導かれて行った。 親としては気がかりが一つ解決したので嬉しい。

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