■ 飛瀧神社の御神体 那智の滝 ■
現在11時半、もうすぐお昼の時間だ。 青岸渡寺と熊野那智大社を参拝して駐車場から料金所まで降りた。 係員から、ここに車両を置いて那智の滝まで歩いていっても駐車は構わないと云われた。 …と云う訳で料金所前の駐車場に車を置き、ここから那智の滝まで歩くこと5分くらい、道路がUターンしているエリアに到着した。 ここはバス停があり、お土産店街の中心街で観光バスターミナルがある。


那智の滝入口の鳥居では観光客が記念撮影に順番待ちになっていた。 一通り撮影が済むまで少し待たされたが映像を確保した。 ここから鳥居をくぐり大樹に覆われた石段を降りていく。

那智の滝入口






飛瀧神社は熊野那智大社の別宮で那智の滝が御神体です。そのため本殿は無く拝殿もない。 ここでは滝を直接お詣りすることになる。御神体の前に鳥居があり、その前に香炉がある。 お線香を購入し香炉に、二人で身体を清めて参拝。そして御神体の那智の滝前で参拝。 心が洗われるように気持ちがスッキリした。それから撮影にかかるが両側に大樹が迫り滝の景観を上手く撮影できない。 それでも苦労して隙間を見つけ撮影を続行!






那智の滝は133mという日本第3位の落差を誇る。 ただ滝口から一気に滝壺へ落ちる滝と異なり途中で岩盤にあたり飛沫が飛散する。 それでも初めて目にする那智の滝を見てさすがに流量の圧巻に驚いた。 滝前には御神体にお詣りする場所が造られ、正式の参拝はここでする。


授与所が左手にあり向かうと、そこには改札口がある。 何の改札口か聞くと、御神体の那智の滝の前まで料金300円で行くことができると聞き妻と相談、 妻は石段が続くと聞き断念し、私だけが行くことになった。 妻が境内ベンチで休憩している間に石段を登って行く。

つづら折りに石段を登り、暫く行くと赤い欄干に囲まれた展望台に到着。 展望台は上下段の形で造られている。下の展望台は那智の滝の映像が美しく映える。 上の展望台でも滝壺は見えなかった。





赤い欄干に囲まれた展望台からの景観は圧倒的な那智の滝の景観を見せてくれる。 頭上から流れ落ちる流量の多い流れが、途中で磨かれたような岩盤にあたり、飛沫を挙げて落ちてゆく。 艶のある岩盤も美しく陽光に映えて那智の滝の景観を引き立てている。

撮影モードを変更し、満足できる映像を手に入れた。暫く傍観して気が付いたのは那智の滝を惹きたてているのは、 艶のある岩盤でした。この岩盤が滝の飛沫を美しく見せている。

下の展望台



上の展望台




那智の滝の美しさを個々に見ようと、望遠で滝の飛沫の美しさを捉えた。 4分割してその美しさを撮影したが…。残念ながら滝壺が見えず全景を堪能することはできなかった。


那智の滝を参拝後、境内に降りるコースは別のルートで降りた。 赤い欄干の展望台には多くの観光客が登ってきた。 不思議と旅の中で私達夫婦の後には人が連なることが多いです。

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